2017年7月2日(日)曇り  2時間37分  10.8㎞

休憩時間ふくまず
 
高尾山口駅→稲荷山コース→高尾山山頂→
大垂水峠途中折返し→6号路→高尾山口駅
 
今日も登れない。
昨夜からの雨が、早朝気持ち良く、
出発するはずの心と身体に
1g2g…5kg6kg…次々重りをもたせてくる。
 
豆パンとコーヒーがお終いに、
シャワー着替えがお終いに、
玄関で山靴の紐をきつく縛り終え、
玄関の扉を開け終えると、
 
ほとんど降ってない。
心の重りが、1g2g少し離れていく。
身体の重りをもったまま、
1分発の電車に乗ろう3g4g少し離れていく。
途中コンビニで、行動食を買う。
目当てのもの無く、迷う、時間が無い、
パウンドケーキを取り、レジに…
 
忘れた、スポドリの小さいの、 
水は駅で買うと決めている。
今日は暑そうだから、スポドリもと。
なのに、忘れた。必要無いのか?
 
新宿に着き、京王線に乗り換える…前に
自販機にSuicaを当てる、取り出し口へ
スポドリ小が、運ばれる音が 、
いつもの日曜より、静かな10m範囲に響く。
取り出し口の扉を上に、
あるはずの、そこにころがってるはずの、
スポドリ小が、
無い。
 
5m動き、3回目で手に入れた、スポドリ小を、
ザックに…入らない。入らないから、
スポドリ小選んだのに、入らない。
5ℓは日常から少しでも、逸脱すると入らない。
そろそろ3代目か?考えつつ、
パウンドケーキを潰さないように、整える。
 
雨か止み、取り戻した筈の流れが、
取り外されつつあった重りが、
買い忘れ、音だけ、入らない、
ふった賽の目は、ふりだしに戻る。
 
相変わらず混んでいる早朝の準急、
扉脇に相変わらず寄りかかり、外を眺めて、
北野へ、乗り換え電車に乗り込む人は、
前より少なく、曇り空の高尾山口に。
膝をカラフルなテープで固めたトレランナー、
大きなザックでどちらへ向かう単独行者、
同じ色目で合わせる登山カップル、
今日はいない。
 
ブログ更新しているとホームにひとりぼっち。
これ以上取り残されないように、
これ以上前向きにならないことを考える前に、
さあ、先に進もう。
 
前回の教訓を活かし駅トイレに、
用を済ませ改札ぬけると、人々ちらほらと、
起床後、3時間半、身体からの重りは、
何kgか手放すことができた。
駅からの道を進む、ケーブル駅に着くと、
取り巻く山々に霞がかかり、
少しひんやりしてることに気づく。
稲荷山コースから6号路かと漠然思考中の
私の横を通り過ぎ山ガール2人。
彼女達は6号路から?楽しそうな2人の後姿、
見送りながら、
それもアリだなとぼんやり想う。
前を向くと、稲荷山コース入口。
楽しそうな山ガール2人から、
元気をこっそり頂き、登山口を前に、
前向きに、心と身体の重りを
自ら外すことに成功する。
半分に減った重りはそのままに、雨が産んだ、
泥濘んだ、木段を登り始める。
 
お稲荷さんに、ご挨拶と無事を願い、
また、泥濘んだ、木段を登る。
5月に、雨の翌日、青梅ハイキングコースへ。
足元が悪いことを想定し、練習練習と、
意気込み歩き出すと、乾いていた。
山靴はすでに泥だらけ、
泥はねでタイツは汚れてる。
このまま、練習練習と、いつもより慎重に、
足元気にしながらペースを上げる。
頂上前最後の木段を休みなく上がり、
時間を確認。52分。息は切れず、
1歩1歩登るごと、身体の重りを
落としてたようだ。今回も写真撮る以外、
一気に登る。うれしい。何故か、
登ると、うれしい気持ちになる、いつも。
心の重りもまた少し下ろすことができた。
左に目を向けると、霞雲が頂上を隠す、
冨士が、手前に従える山々には霞かかり、
なんとも神秘的で、芸術的な、
お目にかかることの少ない、
この上ないタイミングに遭遇したものだ。
もはや、心と身体の重りのことなど、
覚えても、感じてもいない。
 
行こう、南高尾山稜。
4月に皆で行ったルートで。
トイレに立ち寄り、すぐ歩きだす。
大垂水峠分岐から、さらに下って行く。
Siさんが「後1ヶ月もすれば草ぼうぼうだな」
と言ってから2ヶ月、
言葉以上に、
伸びきり、道を塞ぐ、緑の束、掻き分け進む。
たぶん、顔が笑ってるだろう、
雨露で、キラキラ光る緑のなか、
通り過ぎる私の顔も汗粒と1歩1歩に高揚し
ひとり笑い、キラキラ光っている。 
両側から緑が迫り出し、道を塞ぐほど近い、
青い匂いのカノン砲、たて続けに撃ってくる。
私は笑顔で受け止め、深呼吸。
来い来いもっと来い、緑が撃てば撃つほど、
身体に心に漲る力、昂まる気持ち、山好気持ち。
もちろん匂いだけはない。
ベタではない緑の重なり、1本1本1枚1枚か、
どんなかたちで重なり会おうが、1枚1枚1本1本、
自己主張し老眼の私にさえ、はっきりと、
表現し演じている、出演者達。
日差しが戻り、視界が開けた舞台背景も、
キューブリックかと想うほど、
素晴らしい出来映えだ。
動きの少ない演出、無声だけど風の音、鳥の声、
遠くから微かにバイクの音、
この画期的な360度映像世界を進め。
 
足を止める呪文か、縦書き赤4文字。
南のジャングルに住まう黒黄色マダラ模様。
 
やはり続かない今日の流れ、
でも、スイッチが変わり、
重りを持たされることもない、山のおかげ、
ひと汗かいて、緑に助けられた。
 
6号路で帰ろう。
 
今、下って来た緑の道を登る。
登る辛さはない、楽しい、
足元の悪さも気にならない、楽しい。
笑ってる、心が笑って喜んでる。
それしか表現できない。
今朝起きがけのマイナスはない。
ありがとう。
 
頂上に戻らず、5号路から6号路を選択。
この頃は行き交う人も増えて、少しだけ、
賑やかに。
おはよう、こんにちは、こんにちは、
どうぞ、おはようございます、お先です。
 
6号路名物、沢、水、流れ、流れと森。
雨上がりのため豊富な水量、
 
当然、滑りやすい。
練習練習、練習を。
走れ、走れる、速く歩け、
もちろん誰もいない場合のみ。
 
登ってくる、子どもと父兄の大行列。
こんにちは、こんにちは、おはようございます、
こんにちは、こんにちは、おはようございます。
笑顔で挨拶。急がない。
こんにちは、こんにちは、おはようございます、
こんにちは、こんにちは、おはようございます。
笑顔で挨拶。まだ急がない。
こんにちは、おはようございます、走れ。
 
振り返り、登山口に一礼し、
ありがとうございます。
 
続々と、
おじさんおばさん兄さん姉さん山ガール
子ども普段着犬連れ外国からの方…
これから、6号路登るのか。
私はこれから帰ります。
 
高尾の蕎麦屋は準備中、
そば打ち台に2人並んで準備中。
地元でお昼と決め、駅に向かう道すがら、
朝の重さは霞と消え、6号路からだな、
もう次の予定を練習をぼんやり想う。
 
高尾山。
なんと近く安く手軽に別世界に。
小学生以来、
去年訪れてからいま一番大事な場所。
山の楽しさ、謙虚に向きあうこと、
生きてる、山も自分も生きている。
再生リラックスリフレッシュ。
通り一遍な言い方だが、再生できる。
 
登らせていただいた山の神様ありがとうございます。
 
着いた準急で、折り返し、投票を済ませて、
地元手打ち蕎麦屋に初めて伺う。
ちょっと贅沢なお昼に、
獺祭までいただいた。ごちそうさまでした。
 
3時半に起きてから、まだ午後3時前、
濃い、密度の高い今日前半戦。
天気も想いも予定も景色も、時系列ごと変化、
濃い、大袈裟に言えば人生山あり…
 
後半戦は家で、日本酒やりながら、
静かにじっとしていよう。
反動に惧れ、ブログと動画と日本酒と。
 
次の練習山行は
青梅ハイキングコース往復を予定。
暑くなる、さてさて往復できるでしょうか。
 
登らせていただいた山の神様ありがとうございます。
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嗚呼、神秘的冨士…
 
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赤4文字、南のジャングル黒黄色マダラ
 
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道を塞ぐ緑の束
 
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雨露に…


6号路名物
 
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ちょっと贅沢なお昼、ごちそうさまでした。
 
登らせていただいた山の神様ありがとうございます。