戦火の中に咲いた花。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

 

 

Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/320,f/3.5 NIKKOR Z MC105mm f/2.8 VR S

 

 

人はなぜ争うのだろう
美しく清らかな花のように
優しい気持ちになれたなら
どんな過ちも許せるのに
地球が丸いのは
世界が一つに繋がっているから
どんな土地にも花は咲く
例えそれが
戦火の中であったとしても

 

 

 ウクライナ私物化を企む利己主義の塊、プーチン大統領。『ウクライナの同胞を解放する』を大儀名分とし、軍事侵攻の正当性を国内外へ向けてアピールする。強かな彼の脳裏にはこの戦争への『勝利宣言』と『打倒ゼレンスキー政権』しか存在していないのだろう。
 戦後70年、平和な国に生まれ変わった日本に私たちは育ち、激動の昭和から~令和へと逞しく生き抜いて来た。この国にとって戦争は非日常の出来事へと戦争の歴史と共にページを閉じた。戦争そのものを体験した年代の人口も激減し、過去の遺物として時折、語られるに過ぎない。然し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が非日常を日常へと激変させたのである。
 日々、激しい攻撃に晒されているウクライナの現状は、この地球上のあらゆる国の未来の姿なのかも知れない。北方領土問題を抱える日本は、この戦争を対岸の火事として捉える事は到底出来る筈もない。
 旧ソ連の貧しい時代を体験しているロシア人にとって、欧米各国の経済制裁はさほどのダメージを与えるには至っておらず、今後数年先まで見通す必要性があり十分な効果を発揮するまでにどれほどの時間が掛かるのか、ロシア国内の経済動向を注視し、徹底分析を続ける意外にないのが現状だ。
※近所に咲いていた椿?を撮ってみて、薔薇に似ていると思ったが、赤い薔薇と根本的に違うのは、その花の持つ存在感と色である事に気づいた。薔薇は艶やかで、激しい情熱を秘めているが、椿はその真逆で、目立つ事を嫌う慎ましい姿…。それゆえ、散り行く椿が最も美しいのはそのためだろうと思った。
(5月8日の入院前に下書きしておいた記事。加筆・修正せず執筆時のまま投稿する事とした。)
※※コロナが急拡大しております。皆さま、油断せず十分注意してこの夏場をお過ごし下さいませ。