茂原市のお客様よりのご依頼です。
お話を伺うと、鍵が空回りしてしまい玄関が開かない
と言う事なのですが。
とにもかくにも急いで現着へ向かいましょ。
悪さをしている錠前です。
重厚な木製扉。
こちらの錠前、「フローレンス」と言います。
とっても優雅でお上品、爽やかな薫りが漂って来そうなお名前。
オスカルのお友達みたい。
鍵を廻してみると、確かにクルクルと空回りしてしまい
何の節度感もありません。
とにかく、扉を開けないとどうしようもないので、
、、、、、セイヤッ！！
と、開錠後、部品を外して原因究明してみると、
フッ、折れてやがるゼ。
大事な所が折れてやがるゼ。
これはもう交換しましょうね。
お客様のお話では、かれこれ２５年程お使いになっているそうです。
錠ケースよ、よく頑張った。
お前を責める者など在るはずもないぞ。
こうして、初代錠ケースは
二代目にその座を託し、天に召されて行ったのである。
ご依頼頂き誠にありがとうございました。
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