【2021年1月14日木曜日】
現在に追いつくまで、過去の内容を綴っていきます。
母
妹
私
要介護1を受けた母、デイサービス体験を終えて帰宅する時間
妹が実家に電話をかけて様子を伺うと・・・。
「もう無理だから。疲れたから。」
と即、電話を切られたそう。
”メンヘラ発動し、音立てて思いっきりシャッター下ろしてくるパターン”
「お姉ちゃん、ちょっと電話してみてよ」
「はーーーー恐ろしい!やーーーー恐ろしい!恐ろしくて今は無理。」
恐ろし過ぎるので、時間を置いてから電話をかける事にした。
ーーーーーーーー2時間後ーーーーーーーーー
「お母さーーん?生きてるーー?初めてのデイサービスはどうだった?」
「苦行に7時間も耐えましたっ!」
「(笑)苦行って、何が苦行なのさ?」
「何したかも記憶に無いし、もう記憶から消したいくらい苦痛だった!」
そもそも認知症だけど・・・、敢えて記憶から消したいと・・・。
「お母さん皆と一緒に運動したんでしょ?」
「えー?そんなのしたっけ?記憶にない!」
「お食事は?美味しく頂いた?」
「出されたものは頂きましたけど、じーっとそこに居なくちゃいけないんだよ、7時間も!頭おかしくなるでしょ?」
「ならない。私会社で8時間皆と一緒に仕事してるから。普通だから。」
「それはお前さんは仕事だし、お金貰ってるからね」
「つまんなかったの?ご近所の方ともお話ししたんでしょ?」
「覚えてない。でも誰も楽しそうじゃないし、あれを好んで来てる人は多分一人もいない」
「毎週って言われたら震えがくる!絶対無理!」
「震えがくるほど無理って強烈だね(笑)」
「今日は仕方ないから苦行に耐えましたけど、2度と無理です!」
もう無理だ。全然無理だ。笑っちゃうほど無理だ。
こうなると、どうにも出来ない。
しかし、扱いづらい母を帰らせずに宥めて、最後まで面倒を見てくれたデイサービスさんを思うと、申し訳無い気持ちになった。
母の言う事は失礼過ぎる。
妹に内容を共有し、この日の夜も姉妹は”ため息と嘆きの嵐”
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