この記事は2020年12月の内容です

現在に追いつくまで、過去の内容を綴っていきます。

 

11月末のこと、休みを取って紅葉の京都に4泊で一人旅に出かけていた。

 

一度母から父が体調が良くなさそうと連絡があったが、冷たい娘の私は

「病院に連れて行きなよ」

「大丈夫でしょ?」

と母の電話に答えながら自分に言い聞かせ電話を終えた。

 

帰宅予定だった2020年12月1日、再度母から父の体調が悪いと連絡があり

「今新幹線で東京向かう!」

「病院は?」

「妹にも連絡したの?」

と質問した記憶がある。

 

母は、曖昧な答えしかしていなかったので

 

「とにかく帰るから!」

と答え電話を終える。

 

家に到着する頃に叔父(父の弟)からも連絡があり

 

叔父「kmr今どこだ?」

 

私「今京都から帰って家に着くところだよ」

 

叔父「あ、そっかそっか」

叔父「いやさ、仕事中に兄貴が調子悪いって電話がきたから行ったら、兄貴が便所で動けなくなってたんだよ」

 

私「え?お父さん倒れたの?」

 

叔父「やー意識はあるけど、動けなくなって、あれは足にきてるな」

叔父「俺の事も解ってなかった。相当きてるよ」

 

私「え?今は大丈夫なの?生きてるんだよね?」

 

叔父「大丈夫生きてる」

 

私「今から実家に向かうよ」

 

叔父「や、もう夜だし、兄貴も寝てると思うから今日は大丈夫だよ」

 

私「死ぬとかないよね?」

 

叔父「大丈夫だよ、それは多分ないよ」

 

2020年12月1日

ここから始まりました。