十三詣りのお嬢様と
その母様のお着付けを承りました。
お姉様もお召しになった可愛らしい まり文様のお着物は京都紫織庵のもの。
帯は西陣まいづるの品を合わせられました。
お母様は下平清人作の無地のお着物に同じく氏の染め帯『かに牡丹』を合わせて。
亡き姑様から譲り受けられたものです。
生前、姑様は茶道を嗜まれ、それ以外にもよくお着物をお召し下さり、お着物に精通された通なお方でした。
この まり文様のお着物も初孫さんの為に
祝い着としてお宮参りの時に誂えて下さったものです。
今日のお孫さんの着物姿をきっと天国から見て下さり、その成長を喜ばれているなぁ、とあだちにとってもしみじみと感慨深いひと時でした。
記念の日をお手伝いさせて頂きありがとうございました！
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