角館・来年は現地で観たい | 新・発動機とともに

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元.9.7 (土) 🌤️ 32℃

昔々から、この時季の列島は嵐に襲われます。

最大瞬間風速、なんとまぁ~60米
小型と言えど、この風力はチョイと侮れません。
コ~スを見れば、どんぴしゃりのストライクゾ~ンの予感がします。

月曜日の朝、交通網の大混乱が早くも脳ミソに浮かんで来ます。
多分、混乱は夜まで続くでしょうね。

我が国民性は大変に真面目です。
如何に強風吹き巻くも、如何に怒涛は逆巻くも・・・
風速60米も何のそのとなります。
やってられませんわね。
飛ばされます。

こんな時ぐらいは、休めばよいと思いますが、日本の労働者は昔から休んでは駄目よという仕組みです。

皆さんずぶ濡れになりながら、動かない電車を待ち、現代版、忠臣蔵の始まりです。
行っても仕事にならないのにねぇ~
休むかな…(゜o゜)\(-_-)

さて、日付けが変わる先程まで、ライブ中継を見ておりました。
秋田の角館…

あたくし、この祭りは東北でベスト3に入ると思っています。
人々の熱気、心意気、出し物、町並み、伝統がバランス良く揃っています。
観光客の数が目安ではありません。

ライブ中継とは便利な時代となりましたが、やはり映像だけでは、その場の空気は掴めませんね。

行けば良かったなぁ~ (+_+)

昔、「想えば遠くへ来たもんだあ~♪」と言う歌や映画がありましたが、あの町です。

ありし日の夏…
確か5年ぐらい前だったか?
◯十年ぶりにソロで訪れた角館、武家屋敷の通りは昔と変わらず、とても風情のある城下の町並みでした。


あの時は、夏の暑さにヘタレました。
もう駄目・・・限界・・

次の目的地、酒田は遥かに遠く、も~~暑くてこんなの乗りたくねぇ~~!
独りブツブツと文句を垂れます。

そうだ!岩塩を持っておりました。

復活しました。

最初にこの町を訪れたのは、20代の現役バリバリの頃、2月の大雪で駅のホ~ムに下りた瞬間に、膝までガッポリと雪にはまりました。

あれれ~!
スニ~カ~では駄目なのね。
甘くみておりました。

戦国の世、戦乱に明け暮れた常陸国、佐竹の殿様は、関ヶ原に参戦しなかったためか、遠~く出羽の国へと国変えとなりました。
今の時代なら、飛ばされたようなものでしょうか。

しかし、さすがに名門のお殿様、大変に立派な町並みを造っておりました。

雪の続きとなります。
蔵の民宿に泊まり、夜はやっと乾いたスニ~カ~を履き、軒先にぶら下がっている2米程の氷柱を見ながら、凍てついた道を歩きます。
🐧と同じでヨタヨタしながら…

寒いので近くの店で軽く一杯となり、マスタ~に祭りの事を訪ねてみました。

「よくぞ聞いてくれたわね… (@_@)」
と言う感じになり、熱心に説明をして頂きました。
この町の誇りなんですね。

そして、アルバムを出して数枚の祭りの写真を剥がして「これ持って行ってくれ」…と

「いやいや、それは~~」…(+_+)
「いいから、いいから…持っていって」
有り難く頂戴致しました。

更に・・・
「これは、俺のおごりだから」と高級な洋酒をご馳走になりまして、あたくしの懐は段々と心配になって来ます。
ボンビ~な旅です。

そして、「勘定は半分でいいから…」と言われ、秋田の方の気っぷの良さに、若輩ながら感心しました。

ただで飲んだようなものです。
注文したのはビ~ル二本だけ…(+_+)

三日間の祭りは、嵐の影響が心配ですが、威勢がよいので嵐だろうと続行でしょうね。
明日もライブ中継を観るかな。
来年は是非とも現地を訪れたいものです。お宿は一年前に予約でしょうね。

さて、こちらは荒天準備です。