心の旅路② 薩摩の国 | 新・発動機とともに

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29.3.16 木曜

その①から続きます。

空港で「わ」に乗り換え、桜島を左手に望み一路走ります。
思ったよりも山が多い地形です。
知覧に到着しました。

遅い昼飯

おぉ~! これは美味い蕎麦ですわ。
都内なら倍のお値段でも良いぐらいです。
リーズナブルでありました。

手入れされた武家屋敷通りを散策します。
歩いている人を見れば、概ね半分は海外の方々でありました。(+_+)

観光にとっては、今や大切なお客さんなんでしょうね・・・
時代の変換を感じます。

有名な食堂は資料館となってます。

感じ方は人それぞれかと思います。

町を跡にして車で移動します。

内部は全てが撮影禁止です。
その中に一機の四式戦が展示してあります。

この機体、以前は飛行可能なまでに修復された貴重なものでしたが、その後に幾多の変節を辿ります。

最初に見たのは○○年前、F重工の宇都宮工場でタキシングをしてました。
腹に響く重厚なエンジン音を思い出します。

次は京都の嵐山に移動し展示されました。
一度見学に行った事があります。
飛行可能なまで修復したのに、埃を被った姿は何とも惜しいと感じたものです。
世界中を見渡しても、飛べるのは一機だけでした。
現在のF重工なら、飛べる状態で保存したかも知れませんが…

そして、知覧に展示をされます。

昭和20年の今頃から…
陸軍の特別攻撃隊は、最南端の知覧から沖縄に多くが出撃をしました。
知覧の他にも南九州には、万世や都城など同様の飛行場がありました。

こちらは、映画のロケに使用された一式戦
「隼」のレプリカです。


小さな機体に重い爆弾…
操縦は決して容易ではなかったはず。
離陸だけでも大変だったかと感じます。






後方から見ると「隼」の特徴が解ります。






平和観音

街道沿いには、献灯が沢山並んでおりました。

同じように、米国側でも同様に沢山の若者が犠牲となっている事も忘れてはなりません。

今日の平和の有り難さを感じます。

知覧を跡に、鹿児島湾の方向へと走ります。
途中の池田湖から望む開聞岳


特徴的な山容は、飛行の良い目標となった事でしょう。


指宿の砂風呂へ
寒いので、あたくしはご遠慮しました。
○圧が上昇しちゃいますからね。

ここも、海外の方々が多いですねぇ~?
言葉を聞いていると、反対にあたくしが外国に来たような感じがします。

夜は地元の味に満足です。


この辺は活気があり賑やかですね。
市電が走っておりました。

東京と何ら変わらない大都会です。

さて、今宵の宿へと向かいましょう。

夜空から、鹿屋のP3Cらしき爆音が響いて来ました。

つづく…