高麗(コリョ)の始祖王建。死の一月前に、高麗の王と民衆が必ず守らなければならない教訓として「訓要十条」を作成、側近に伝えている。

一、仏教を国教とし、仏を敬うこと

二、王位は長子、長孫の順とし、これらが相応しくなき時は次子、王弟の順とすること

三、風水地理節を尊重すること

四、契丹族を遠ざけ、常に警戒すること

五、西京(平壌)を重要視すること

六、民俗固有の風習と節度を守ること

七、民衆の為の正しい政治を行うこと

八、有能な人材を求め、国事を任せること

九、官吏への賞罰は厳しく、公正であること

十、すべての官吏は善良な人間になるよう、自ら研鑽を積むこと

およそ500年続いた高麗はこの「訓要十条」を守ったからこそ繁栄したんですね。