Vol.0105
少し前に、小規模事業者持続化補助金の採択結果が
発表されました。
私の周囲でも
採択された方、されなかった方
様々でした。
補助金は、「棚から、ぼたもち」だと割り切って
残念ながら、採択にいたらなかった方は
気持ちをきりかえて
販路を開拓していただきたい
小規模事業者持続化補助金は
上限が５０万円ですが、補助金の中には
何百万円と多額に及ぶものがあります
新規ビジネスのため
資金計画に補助金を組みこむ方は
注意したい点があります。
まず、補助金の採択が決定する前ですが
まだ、補助金をもらえるかどうかわからない段階で
補助金がもらえることを前提にして
事業計画を作成しないでください
せっかく、計画をたてても
採択されなかった場合
補助金をあてにした計画だと
頓挫してしまいます
二つ目の注意点として
補助金は、あなたの購入したいモノを
全額負担してくれるわけではありません
通常、上限があったり
購入金額のうちいくらかを補助金で負担する
という仕組みになっています。
だから、補助金を組み込んで
モノを購入するときは
いくらかでも会社で負担する必要があります。
最後に、補助金が採択されたあと
すぐに、会社の預金通帳に入金されるわけではありません。
申請したモノを購入して
一定の手続きをしたのち入金されます。
その間は、自己資金か借入金によって
購入資金を立て替える必要があります。
補助金が採択されない場合
補助金でまかなおうとしていた部分と
自己資金（もしくは借入金）の部分の両方を
準備することになります
補助金を組み込んで
事業計画をするときは
購入する時期や必要な資金を準備する期限
そして、補助金が採択されなかった場合のことを
想定して、計画的に進めていきましょう。
ちなみに
私は、お客様に次のようにしていただいています。
年間の補助金スケジュールを作成したものをお渡しして
一年前から、申請できそうなものがないか
念頭にいれて
「これは」と思うものがあれば
公募が始める前から申請の準備を
していきます。
なにし、補助金の公募期間は
１か月そこらが多いので
忙しい社長さんに
そんな短期間で事業計画を練っていただくには
余裕がなさすぎるからです。
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小林花代税理士事務所
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