Vol.0100
お盆中日。
世間がお盆休みの中
平常通りお仕事されている方々もおられます。
たとえば、今日寄ったカフェ
丁寧な対応で、束の間、リフレッシュできました
以前、某缶コーヒーのCMで
「世界は誰かの仕事でできている」
というキャッチコピーがありました。
休日に、カフェでいい気持ちになれたのも
そこで、働いている方のおかげです。
だから、缶コーヒーのキャッチコピーが
言い得て妙で、好きです
ところで、祝日にお仕事されているアルバイトの方々には
祝日の時給がつきます。
祝日の時給は、最低賃金をベースに各店舗で決定します。
最近、２０１８年の石川県内の最低賃金が発表されました。
８０６円です。
１年前は、７８１円だったので、２５円のアップです
ちなみに、１０年前は、なんと６７４円でした
現在と比べると、１３２円もアップしています
求人しても人が応募してこないこのご時世。
働く人の価値が、１０年前に比べて
急激に上昇していることがうかがえます
さて、人件費が右肩上がりの現在。
同時に、忘れてはならない、大事な数値があります。
粗利の金額です。
ちなみに、粗利の金額とは
売上から材料費などの仕入れになるものを控除した残額です。
粗利と人件費には、目標にすべきバランスがあります。
粗利：人件費＝２：１
稼いだ粗利のうち半分を人件費に使い
残り半分のうちいくらかは、家賃や水道光熱費、広告宣伝などに使います。
そして、粗利の３％を利益としてだします。
（３％は平均です。業種によって異なります。）
利益は、借金の返済や納税
そして、将来の投資のために貯金します。
この一連の流れがあってこそ
企業は長く事業を継続できるのです。
どれひとつかけても長く事業はできません。
冒頭のキャッチコピー
「世界は誰かの仕事でできている」のとおり
企業が健全な経営で、事業を継続できてこそ
誰もが安心して暮らせる社会になります。
だから
粗利を稼ぐ
必要な経費を払う
利益をだす
納税する
借金を返す
余った分は貯金、投資する
このサイクルを追求しましょう。
そして、このサイクルの起点となる粗利は
めっちゃ大事です。
いかにして粗利を稼ぐか
このことに尽きるのではないか
というぐらい大事です。
なぜなら、人件費は、最低賃金法などで法律で決められていますから下げようもありません。
それどころか今のご時世、人件費を安くしようとするものなら、社員さんの安心な生活を守れないので、みはなされてしまいます
家賃や水道光熱費はほとんど金額は変わりません。
だから、粗利の金額を増やすことができれば、
自ずと利益がでて、それを自社のため、社会のために使うことができるのです。
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小林花代税理士事務所
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