1010の奇跡
こちらの続きです
そうだ
デンキ屋さんに行こう
と思い立ったのです
そう
まるで何かの
キャッチコピーの様に
デンキ屋さんまでの
車中で
私の中にムクムクと
湧いてきたある思い
それは、
妥協したくない
でした
今までは
本当はこれが欲しい
だけど、高いから1つ下のランク
にしよう
と思考を優先して
妥協していました
旦那も、昨年末に
55型のテレビを買った時
実は65型が欲しかったと
テレビ破壊事件
の
1週間前に
「ウチのテレビを置く所
65型でも良いよね？」
と言い出したんです
その時は、
「はぁ？買ったばっか
ですけど
」
と言うやり取りを
していました
と言う事で
妥協しない
と決めて
イザ
デンキ屋さんへ
でもね
でもね
値段を見てしまうと
やっぱりビビるんですよ
なので、また1つ下のテレビを
店員さんに
「これ、いくらまで下がりますか？」
と声を掛けました
心の中は
「またやってるよ」
そんな私達をよそに
店員さんは
電卓を叩いていました
そして、
「これくらいまで頑張ります。」と
「じゃぁ、これでお願いします。」
オイオイ
あの決意はどこいった
ところが
「倉庫にも在庫がないので
配達が金曜日になってしまいます」
と
それは困る
「じゃぁ、この1つ上の
テレビはいくらになりますか？
年末に、ここでテレビを買ったばっかり
なんです
壊してしまったんです
お願いします
」
と恥をしのんで頼み込みました。
子どもが壊したと思っている
電卓を叩く店員さん
「そうですよね
おウチ時間が増えたから
お子さんがいると
色々ありますよね」
」それを聞いた私達は、
顔見合わせ苦笑い
「ここまで頑張ります。
そして、配達ですが
明日行けます」
」と
「これ下さい」
」めでたく
本気に欲しい
テレビを
買う事に
なりました
ここからが、
奇跡の始まりです
長くなったので
つづきます