社会に出て20年、これまで見たり聞いたりして

きたことから思うことが多くなった。


 新人の頃は、初めて見たり聞いたりすることが

多く、学ぶことに忙しく、余計なことを考える余裕

がなかった。


 今は、これまで人生経験から、これはおかしい

のではないか?と客観的に思うことが多くなった。


 人間は忘れる生き物である。


 今たくさん思うことも、やがて忘れて、年をとった

ら、考える元気も衰えてくるかもしれない。


 記録として残しておこうと思う。

 最近のWebニュースで、某大臣の「家族内殺人が

多いのは会社の責任もある」の発言が取り上げら

れていた。
 
 会社に入社した当時は、先輩の指示には従わな

ければならないと思った。


 昇給や賞与などを貰い始めると、上司の言うこと

を聞かないと、査定が下がって昇給しなくなるので

はないかということを意識しながら仕事をするように
なった。


 過去に一度だけ、会社を辞める覚悟をしたことが

あった。


 お得意様の都合を考えて、昼休みに仕事に伺う

ことを命じられ続けていた。
 昼食を取る時間がなくなり、自身の健康に対する

危惧があった。トイレ中まで鳴り続けるポケットベル。


 上司は何もせず、道具のように扱われていた。


 勤務先には、「部下は道具と思え」という指導が

伝達されていた。


 明らかに異常な職場と思ったことと、ここで自身

の成長は望めないと思い、退職したいと申し入れ

た。私で二人目だった。


 現場回りから、事務職の本社に転勤になった。
 上司も変わり、昼食もちゃんと取れるようになった。


 昼休みに気分転換の運動も出来るようになった。


 営業所勤務の時は、こんな生活リズムの中で、

結婚できないという不安があった。子供の面倒など

見れないと思った。


 子供とは、赤ん坊の時には泣き続けるし、小さい

頃は体調も崩しやすい。
 誰かが付きっきりで世話をする必要があると思う。


 結婚したら、女性のほうが退職することが多い。


 男女平等などと言われながら、なぜ女性が辞め

ることになるのだろうかという疑問が残る。

 自身同様、やりたいことがあって、結婚したらそ

れができなくなるとなったら、、結婚したくなくなる

のは分かるような気がする。


 少子化が社会問題として取り上げられるように

なっているが、このような背景に触れられたコメ

ントを見たことがない。マスコミも取り上げていな

いように思う。きっと書いている人がほとんど男性

なのだと思う。


 これらの経験から、今回取り上げられている大臣

の発言は、個人的には理解できる。


社員を道具として扱う会社、それに従わざるを

えない部下、家族と会社命令、どちらに従うべきか

悩み、仕事を取って家族との心が離れ、殺人に

発展するケースがあるのかもしれない。


 自分の心が弱いのかもしれない。しかし、社員

の家庭に気配りをしない会社に、本当に責任が

ないのか?と思う。
 
 会社側の人が「私どもの責任ですか?」と問い返

した様子。


 大臣が発言したから問題視されているが、この

ニュースを読んで、日本が良くなる可能性を感じた。

 大阪に出張した時に、朝食を食べるために

『松屋』さんに入った。ニコニコ
 
 地元に無いので、久しぶりにわくわくした。ニコニコ


 ここは、最初に食券を買います。

 席に座ると、間もなく女性の店員の方が注文

の確認に訪れた。
 
 周りを見渡すと、私以外に注文品が届くのを

待っている方が3人ほど居た。
 
 吉野家など、他の牛丼チェーン店では、注文

確認や食品を運ぶ人と、調理する人がそれぞれ

いて、注文した後、数分後には頼んだメニューが

届く。


 ここは、なかなか出てこないので、厨房を覗い

てみた。目


 すると、ここでは一人で注文の確認から調理

までしているじゃーあーりませんか。

 凄い・・・ガーン と思いました。


 経費削減のためか、従業員を一人制にしている

松屋さんも凄いと思ったが、朝の忙しい時間帯に

一人で注文から調理まで頑張っている店員さん

の姿を、凄いと思った。
 
 自分だったら、『なんて人使いの荒いトコなんだー

(--;)』と愚痴ってすぐに辞めてしまいたくなるだろう。あせる

子供2人分の朝ごはんを作るのさえ面倒と思って

いるくらいだから(--;)


 自身の勤め先も、人員削減されて仕事が増え

たが、これが民間の実態だと思う。


 選挙が終わったが、こんな状態が何カ月も続いて

いて、景気は回復してるって言われても、説得力を

感じない。


 政権が交代したが、宣言している公約をどこまで

達成できるのか、期待したいと思う今日この頃です。にひひ