KATOの「夜行鈍行山陰」を購入しました.旧客を特定列車として発売していただけるのは非常に嬉しいことです.
製品状態では6+1両ブックケースに,5両+4両に分けて入っています.そこでウレタンを交換し,9両+同時発売の単品「スユニ50」と,以前増結用に確保していた単品の旧客2両を入れました.
なお,公式サイトに特設サイトはありますが,この製品にリーフレットは入っていません.これがこれまでの「SL人吉」「283系」「高崎旧客」との違いです.
荷物車たちです.連結位置が上下で異なります.
寝台車には「山陰」のサボが印刷済みです.
座席車の形態はよく似通っています.「出雲市行」のサボが印刷済みですが,「京都行」のサボを貼り付けて上り列車や,嵯峨野線の通勤列車を再現することも可能です.
目玉のオハフ45 100はもちろんライトが点灯します.模型的にはオハ46とは似ていません.よく作ったものです.
牽引機の候補としては,DD51 0が企画意図ですが,D51,DD54,DD51 500・1000もよく似合います.
Big Boyも良い感じです.
TOMIXのHGDD51シリーズについて,中国製の旧製品と,日本製の現行製品はパーツに互換性があり,「2219」製品のアンテナ付き屋根板を「2246」製品に装着,これでお互いに非常に使いやすくなりました.
この客車はそのうち室内灯を入れておきたいところです.
ローカル線の今
このような列車が走っていたローカル線も今や姿を大きく変えています.最近の話題をまとめておきます.
- 6/24より,山陰本線は「人丸〜滝部」を除く区間で運転を再開します.長門市〜人丸・滝部〜小串の区間では列車の運行を通学時間帯に限ることによって,バスでの乗り換えなしのサービスを確保するようになっています.
- 5/22,「King & Prince」のイベントがきらら博記念公園で行われました.宇部線では臨時列車も運行されていたものの,道路交通が完全に麻痺して,最終の新幹線に間に合わず,新山口駅構内で多くの方々夜を明かすという事態が発生しましたと,報道がありました.
- 5/23に今別町は津軽線の廃止に同意,これにより,「新中小国信号所〜三厩」の津軽線の区間は廃止されると報じられています.中小国駅のホームやレールは剥がされるものと見られます.
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240523_press_sanin.pdf
「きらら博記念公園」は山口県内屈指の大型音楽イベント「WILD BUNCH FEST」の会場でありそちらではここまでの混乱は起こっていなかったので,イベントの内容が異なるとこうなるのかとも思ってしまいました.列車を増やそうにも,宇部線内では4両編成が精一杯で車両数も運転手の数も減っています.105系や115系は227系より運転が非常に難しく,実際,山陽本線で227系を運転する運転手は非常に若い方を多く見受けています.
津軽線は大きな被害を受けた区間が津軽二股駅の手前であり,復旧のしようはありませんでした.今後は「奥津軽いまべつ駅」を拠点とした交通態勢をとることになります.「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」は役目を終えることになります(というより,青春18きっぷで津軽海峡を越える場合は従前よりフェリーが便利です).別の興味としてはJR東日本とJR北海道の在来線での接続駅である中小国駅の扱いです.ただし,現在該当する在来線の列車は団体臨時列車である「四季島」のみですので,運送約款上での話となります.