2022/10/21〜22 WE銀河編その4 阪和線・和歌山ラーメン | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(グリーン席はフルフラットに展開)

(画像は修正しています)

 

これまでの旅路

 

 

 

大阪環状線を抜けた「WE銀河」は阪和線へと進みます.

  阪和線・車内3

鳳駅を通過したところです.阪和線はこの時間帯も列車本数が多く,「WE銀河」も並行ダイヤでゆっくり進行することになります.途中,日根野で運転停車します.

ここで筆者の席もフルフラットに展開します.ちょうど背もたれが前に倒せる格好となっており,両方を倒すと一人分のベッドが出来上がります.これにシーツを,四隅のマジックテープで固定して,その上に寝るという感じです.タオルケットとクッションが備えられていますのでそれで寝るという話です.「寝台車」ではないので「枕」「毛布」ではありませんし,浴衣などは備え付けてられていません.これからの季節に乗られる場合は寒い場合がありますので,必要であればバスタオルを用意することも考えられます.

和歌山県に入ってきたので,4号車に移動します.4号車には囲碁などのゲームができるボードがありますが,よく見るとこの盤,21マス×21マスの「22路盤」になっていました.正式な囲碁ができません.また,スタッフの方から,当初は駒・石の貸し出しを予定したところ残念ながらボツになったという話を伺いました.

なお,4号車には和歌山駅まで和歌山県観光関係者のかたが乗車されており紀南の見どころをガイドされていました.ただし,筆者の目的地は決まっていますし,実は和歌山県ではありません.

 

  和歌山駅・和歌山ラーメン

列車が和歌山駅に到着しました.

ほとんどの列車はすでに運行を終了していますが,「WE銀河」の乗客にはここで「和歌山ラーメン」が提供されます.

人口35万の県都ということもあり,この時間帯にもそれ相当の人流があります.

和歌山駅でも「WE銀河」を歓迎する美術作品が用意されていました.

ラーメンは和歌山駅から徒歩数分のこのラーメン屋で提供されます.なお,この店は本来この時間帯には通常営業は行っておりません.

「くろしお35号」が到着しました.なかなか利用できない列車ではあると思います.

こちらがそのラーメンです.専用に用意されたのりが添えられています.

豚骨がよく効いたラーメンでした.

容器は駅にゴミ箱が設置されておりそこに捨てることになります.

和歌山駅では1時間以上停車するため,ちょっと眠いですが車両の観察・食料の調達のチャンスです.駅前,ことラーメン屋への通り道にローソンがあります.

(ツアー参加者には帰り道の途中として案内されていました)

どうやら,「WE銀河」は紀勢本線内では予備パンタグラフを使用せずに運行するようです.

どうこうしているうちに10/22になりました.

和歌山駅では終電の到着後も車両の入れ替えが行われており忙しい駅です.

1:00に出発します.出発後は恒例の「お休み放送」がなされ,1:06ごろに消灯します.

おやすみなさい.

ただし,よく眠れるとは言えない状態であり,筆者は足を椅子の肘掛けにおいて踏ん張って寝ていることも多かったです.どうやら,筆者にとってこの「WE銀河」の体験は「ブルートレイン」とは異なるものに感じたようです.

 

次回の記事は,一旦時系列を大幅に戻し,この「WE銀河」をどのように申し込んだか,京都に行くためにはどのようにしたのか,という話をしようと思います.

 

続く