2021/12/14 その2 芸備線を「etSETOra」が走る 立ち寄り観光地・下り列車編 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(夕日を浴びて帰る)

 

 

少し日が経ちました.続きを書くこととします.

 

三次到着後は貸切(観光)バスに乗り,三次市・安芸高田市の博物館などを回ります.

まずは「三次もののけミュージアム」です.「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の舞台となった三次市の,元三江線尾関山駅近くの「三次市文化会館」跡地に2019年にオープンしました.湯本豪一氏のコレクションが展示されています.

場所が「三次市文化会館」跡地であることから,蒸気機関車8620形式48650号機は引き続き展示されています.

芸備線・福塩線のほか,山口線でも活躍したそうです.

機関車は定期的な整備がなされており綺麗に保たれています.「もののけミュージアム」共々尾関山地域のシンボルであり続けることに期待します.

続けて「三次ワイナリー」に行きます.ワインの製造工程や貯蔵庫を見学できるほか,ワインや焼肉をいただくことができます.飲酒を前提とする観光すぽっとですのでこのような機会はありがたいです.普通に行くには「三次中央病院」行きのバスが便利です.

(※実際には筆者はこの機会では飲酒しておりません)

少し長い距離を動き,「三矢の里 あきたかた」に着きます.2020年6月にオープンしたばかりの新しい道の駅で,高級食パンが人気です.

安芸高田氏歴史民俗博物館です.毛利元就・輝元ゆかりの吉田郡山城跡の麓にあり,毛利氏については詳しく触れられています.防府市にも毛利邸(そして毛利庭園・毛利博物館)があり,この縁で両市は姉妹都市となっています.

安芸高田市は中心部が吉田・向原・甲田などに別れており,そのうち吉田地区には駅がありません.多く利用される駅は向原駅とこの甲立駅で,両駅は快速も停車します.

帰りはここから乗ります.行きと異なる車両に乗車します.

帰りの車内でもお菓子が配られました.

幟が多数上がっています.

この地域は平成30年7月豪雨で被害を受けていました.

狩留家駅から先はICカードが使えます.そして,日もかなり傾きました.

多くの通学・通勤利用者に混じって芸備線をさらに下り,矢賀駅につきました.回送の新幹線と並走します.

広島駅につきました.

もう少しじっくり眺めたいですが,団体ツアーですのでなるべく早く改札を全員で抜けなければなりません.撮影はこれくらいにしておきます.

 

これで,2021/12/14のツアーが無事終了しました.このツアーは2022/3/8・3/11にも予定されており,無事に催行されることを願います.

なお,2022/2/18現在,紹介した一部の施設は閉館・縮小営業していることがありますのでご注意ください.

動画

前回の記事分も含めています.

 

※西九州新幹線の開業時期については近日中に公式発表がありますので,これを待って記事化します.