(これが最後の山口県内本線の姿)
ついに,C56 160が山口線から去る日がやってきてしまいました.
2018/5/6には,「ありがとうC56号」が運行されました.
なお,今回も史料的価値を優先し,撮影マナー上適切でない画像を使用していることをご容赦ください.
「ありがとうC56号」は事前に津和野駅に回送され,津和野駅から運行され,途中の篠目駅で通常の「SLやまぐち号」と交換するダイヤで運行されました.これは,2017年の「SLやまぐち号(35系初便)」と,「ありがとうレトロ客車号」と同じものです.
通常の「SLやまぐち号」にも,「ちょるる」のほか,小郡地域のキャラクターである「おごりん」による豪華なもてなしがありました.
篠目駅にて
交換する篠目駅は,両方の列車の乗客でごった返していました.
筆者もそうでしたが,中には乗り換える乗客もいました.
篠目駅名物の煉瓦造り給水塔ともお別れです.
雨の中ですが,撮影者の姿は絶えません.
やはりこのアングルは撮影したくなります.
山口駅では比較的長い停車時間を生かし,地元の大学生によるよさこいが披露されました.
テールマークは,通常のSLやまぐち号のテールマークを模したものでした.
山口(湯田温泉は通過でした)→新山口では,C56に関する放送も行われていました.
新山口駅に到着後,機関車が入れ替わります.
長い間山口線で活躍してきたC56,単機では2両までしか牽引できず,山口線での運行は決して楽な仕業ではなかったはずです.お疲れ様でした.
今後とも,京都鉄道博物館で末長く活躍・愛されることを願います.
鉄道模型ではマイクロエース製品が存在しますが,ファインスケールの現代的な製品を見てみたいです.
金屋代文庫の当時の記事はこちらをご覧ください.
動画
まとめ動画となります.
以上で,「【特集】C56 160」を終了します.最後までご覧いただき,誠にありがとうございました.