1980年代の荷物列車 KATO EF62・マニ44・荷物列車セット | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(1980年代の山陽本線を再現)

 

実のところ,EF62の荷物列車と153系の快速列車は共存しません.

とはいえ,1980年代の山口県内といえばこの2形式を思い起こします.

 

本日は,これまた2020/4/24に発売された,以下の製品を一気に紹介します.

地元拠点で運行される待望の列車であり,こちらは受注発表後即予約しました.

 

EF62は,荷物列車の入れ替えに差し支えるために移設されたジャンパ栓が表現されています.近年の製品よろしく,ホースを再現することもできます.番号は33号機としました.

マニ44はGM製(右)が定番でしたが,腰高・ライトがつかない・模型の出来に比べて価格が高いなどと行った不満点が全て解消されています.そのためかよく売れているようです.

セットに含まれるマニ44は番号・所属が変更になっています.

スユ15 2001は,オユ12の車体に専用台車を使用して再現している,このセットならではの車両です.

新規製作のオユ14の200番台です.東海道・山陽本線専用の車両で,区分棚部分の窓が多く「動く郵便局」という感じはします.

(実際には区分棚自体は少ないです.)

セットにはマニ50も番号・所属違いで2両含まれています.

これでは短いので,ついでにスニ40とスニ41もつなげました.

スニ41は0番台で,本来であればEF62時代には使用されていない車両です.暖房がつかなくなってしまいます.

せっかくなので,「3058-1 前期型」と,マイクロエース のマニ30も用意しました.「3058-1」の購入動機も,またこの荷物列車の再現にあります.

マニ30はJR仕様ですが,気にせず繋げてしまいます.

実際に現金を輸送する際は,機関車次位に連結されていたようです.

様々な機関車にも引かれています.


列車の編成等はこの雑誌に詳しく書かれています.増結候補車も取り上げられているので,荷物列車を遊ぶのであれば必須と言えます.荷物列車は最大で13両編成ですが,郵便車はどの列車にも2両,車内で郵便物を仕分けるオユ10・11・14は1両のみの連結になっています.

 

この製品,出来が非常に良いためか,789系よりも早く売り切れているようです.単純な再生産を行うよりは,以下の工夫があるといいかなと思います.

  • 牽引機はEF58のフルリニューアルか,EF61を用意(151系のセノハチ補機運用を考慮し,このEF61はテールライトを点灯可能化にする)
  • オユ11またはオユ14の0番台を設定する
  • スユ15は14系の構造を使用した前期型を用意する
  • セットにワサフ8000・マニ30(後期型)を用意する
  • スニ40・ワキ8000を,ワキ10000に準じてフルリニューアルする
  • マニ44はパッケージにパーツだけを封入し,組み立てキット形式とする(この際,ライトも必要ないと思います)

今回のマニ44はやっと日の目を見た製品とのことです.これからも様々な形式の製品化をよろしくお願いします.

 

※テーマは機関車に注目し,「【模型車両】広島(山口県)」とします.

動画