(サンフレバスと並ぶ)
「人の密集を避ける」ことがどうしても必要なご時世ではどうしようもありません.鉄道業界関係以外でも,スポーツ・文化イベントが次々と中止・延期となっています.「TOKYO 2020」も延期が決まりました.筆者も本日はラグビーの試合を見に行こうと思いましたが,中止になりました.
「不要不急の外出」といえども,このようなスポーツ・文化イベント業界では,そのイベントを行うことが「要急」であり,まさしく死活問題であります.できれば,イベントに参加する以外の方法で支援したいところです.
そんな中,グリーンマックスから「サンフレッチェ応援ラッピング2018」が発売されました.2020年2月に発売される予定でしたが,直前で延期になりました.
2019年10月の受注時にはまさかこんなことになっているとは思いもしなかったと思います.
絶対にコレクションに加えたいモチーフであり,予約して購入しました.筆者にとってはキハ23以来のGM製動力車です.
画像は用意しませんが,パッケージ・スリーブもサンフレッチェを描いた特別仕様となっています.
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下関総合車両所L04編成を的確に再現しています.
まずは4号車のクハ115-2117です.
ジャンパ線は栓受けか,ジャンパ管を選ぶことができます.ただし,この製品の場合は予備パーツが少ないため注意です.
3号車のモハ115-2007です.スローガン「We Fight Together 2018」「ICHIGAN」,そしてキャラクター「サンチェ」が大描きされています.
2号車のモハ114-2008です.こちらには「フレッチェ」が描かれています.TOMIX製品と異なり,パンタ周りの機器パーツは自分で取り付けます.
1号車のクハ115-2005です.先頭車用の機器は別のパーツが指定されていますので注意です.
実車と異なり,紫塗装の上に黄色の塗装が乗っています.製品の性質上忠実に再現できていなくても上出来ではありますが,綺麗に再現されており感動しました.
この黄色は,裾部の黄色とは異なる色です.
GM製品なのでホロはありません.TOMIXのホロを接着でつけました.
また,先頭部にもTNカプラーを軽加工で装備できます.
他の各社(KATO新製品除く)115系とも簡単に連結できます.
動力はコアレスモーターですが,平坦線ではそのまま,他の動力車と連結させても走行できました.
ライセンスなどでなかなか製品化のハードルが高いモチーフですが,グリーンマックスの生産・企画体制を考えると,価格は抑えられた方と思います.他のGM製115系をお持ちであれば,増結セットの選択肢もあります.
実車の写真を置いておきます.
この製品の収益の一部はJリーグやサンフレッチェ広島に行くはずです.通常の試合で収益を上げることができない現在だからこそ,業界一丸となってグッズを多数企画・販売すれば少しは力になるのではないかと思います.
というわけで,以下の車両もぜひ製品化できればと思います.
本当は「カープ応援ラッピング電車」も欲しいのですが,現在他球団で現役で活躍する選手が描かれているものがあるため,描かれていない初期のものに限られてしまいます.初めてクライマックスシリーズに出場した2013年版ならどうでしょうか.
※テーマは「【模型車両】広島(山口県)」です.この時代ではすでに広島支所は227系を中心とした配置となっていました.