模型で見る117系 KATO旧製品の塗り替え品2種 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(様々なバリエーション)

 

明日は1月17日です.筆者のスケジュールの都合上,本日,筆者が持っている117系製品を紹介します.

10-329 「SUNライナー」

白地ベースに裾部に赤の線,そして「SUN Liner」のロゴ,いかにも1992年の投入当初らしい,明るいデザインに仕上がっています.運行開始当初の「SUNライナー」を製品名に冠し,新室内灯に対応しない床下パーツになっています.

筆者は瀬戸内色の115系と同時に中古で導入しました.当時の時点で絶版は当然ですが,この製品は「ラウンドハウスブランド」の前身である赤パッケージになっています.そのため付属品,特にシールは入手困難であり,コピー・印刷して使いました.紙の厚みが目立ちますが,KATOフルリニューアル品・TOMIX新製品ではいずれも種別表示器部分にはガラスが表現されますので,かなり見栄えが良くなります.ぜひ,これもフルリニューアルしていただきたいです.

10-479 300番台福知山色

山口県内(新山口〜下関のみ)でも運用されていたこともあり,是非欲しかった一本です.毎年5月5日の岩国の日米フレンドシップデーの際には,過去に団体列車として乗り入れたことがあります.最新製品でもそうですが,車内は作り分けられていません.下関地区で使用された編成は組み換えされているため,こちらは車番が選択でき,車内を作り分けてくれる(と勝手に期待している)TOMIXでの製品化を希望したいです.

種別表示器は,山口県では白を表示していました.

 

これらの製品,今後は安価になるだけでなく,筆者のものはいずれも動力の調子が良いことも特徴です.KATO製品の動力の調子が良くない,ということは,整備がやや甘くなってもあまりなく,KATO製品の評価が高い理由の一つになっています.

 

 

※1月17日は休載予定です.1月17日といえば「阪神・淡路大震災」を思い起こす方も多くいらっしゃると思いますが,発生からちょうど25年,改めて犠牲者の皆様にご冥福を,負傷された皆様にお見舞い申し上げます.

 

※この記事のテーマは,「SUNライナー」に着目し,「【模型車両】岡山」とします.福知山色に着目すると,「【模型車両】近畿大阪・近畿神戸」になります.下関地区で使用されていた車両番号にはなっていません.