筆者が8/14〜8/19に行った旅行の旅行記もいよいよラストを迎えます.11/3・4で残る「糸魚川編」を掲載,そして,11/6に完結予定です.これまで読んでいただいた皆様に感謝いたします.
なお,記事の連結部分は完結後に修正します,
新潟県糸魚川市は筆者がずっと気になっていた都市で,2017年10月に一度訪問(「JR西日本30周年記念きっぷ」使用の日帰りです)していますが,次回に訪問する際は連泊してゆっくり見たいと思っていました.ついに,この日が来ることになります.
糸魚川のいま
現在の糸魚川市で外せないのは,糸魚川駅北口から国道8号線へ向かう交差点にある「日本海展望台」からの市街地の眺めです.
糸魚川市では,2016年12月22日に火災が発生し,当日の強風もあって,「鶴来家」「加賀の井酒造」を含む多くの建物が被災しました.
2017年10月1日に撮影したものです.あれから2年,かなりの復興を遂げました.
現在,糸魚川市ではこの火災の教訓を生かしたまちづくりが行われています.中心部商店街の一角には,この火災に関する情報が集まられた施設があります.
通りにはヒスイなどの石が置かれています.
糸魚川ジオステーション「ジオパル」
観光案内所なのですか,かなり「遊べ」ます.
ここには「キハ52 156」が,赤とクリームのツートンカラーに塗り替えられて保存されています.内部に入ることができます.というより,普通に通ろうとすると車両の中を通ることになります.
さすがに運転台は入れません.
中はジオラマがたくさんあります.
プラレールのジオラマは,常設のものとしては日本最大級です.
HOゲージのジオラマは,日本海側でも最大級です.
姫川を模した川の表現が非常にきれいです.
そして,Nゲージのジオラマは,糸魚川市の情景をこれほどまでに詰め込んだ,面積・密度とも日本海側では最大と言えます.
筒石駅
弁天岩とマリンドリーム能生
親不知の海上高速道路
糸魚川駅
これらのレイアウトを,カメラがついた(糸魚川の)地元の車両を走らせることができます.また,カメラはつきませんが,「四季島」も走らせることができます.
さらに,車両の持ち込みが可能です.路線は指定されますが,筆者の「SLやまぐち号」もしっかり似合います.最も,35系客車は新潟トランシス製であり,1度だけこの区間を上っています.
線路の総延長だけでは北九州市の「STAGE-1」の方が上回っていると思いますが,スタッフの方々が「カメラ付きの車両を使えるなど,運転体験ができるという点で,日本海側最大のジオラマである」と豪語されていましたのが印象に残っています.
なお,ジオパルでも「瑞風」を導入すると伺いましたので,キハ52の缶バッチ,そしてバラ売りされていた,糸魚川レンガ倉庫のレンガを買いました.
他にも,JR時代の駅名標・券売機,数多くの切符・模型車両など,多くの鉄道資料が展示されています.実際に多くの子供づれで賑わっていました.
また,案内所にはすべり台や,ボルダリング体験コーナー,さらには東西文化の違い(うどんのつゆの味など)を解説するコーナーまで用意されていました.
旅行から帰ってほどなく,動画も作っていました.
糸魚川市で見たもの
糸魚川市の商店街に「いのや商店」があります.
「牛乳パン」で地元で大変な人気を誇り,なんとタオルやTシャツが作られているほどです.
懐かしさを感じます.
糸魚川駅から西に数分歩いた場所に「C12 88」が保存されています.
何度も行きたくなる町です.
いずれまた伺える日を楽しみにしています.
次回は,この記事で紹介した「糸魚川の情景」のうち,一つを紹介します.