去年の12月はじめ、温泉行こうか…のうれしいお誘い。
山形行きを決めたのも一週間前。
急でもなんでも、行くなら楽しまなくちゃ。
しかもわたしたちの好きなモノをいっぱいに詰め込んで。
新年早々から、去年の思い出を振り返るわたし。
でもこれが、なんだか力になるみたい。
新潟を下から上へ、どんどん北上して右へ。
雪景色を横に山越えのドライブ。
合うようで合わない…合わないようで合う…そんないつもの女子と。
気楽な旅の友だから。
車で4時間半ちょっと…すぐ上の県だけど、なかなか遠い山形。
でもなんだかんだ好き勝手な話をしているうちに県超えして、
あけび~干し??
あの番組で見たことあった。
昔わたしたちも遠足で山の中を歩いたときには、
あちこちにあけびがなっていて、一つとっては種をプイプイ出しながら
甘いあけびの中を味わったものだけど…
山形の方はこの皮を食べるんだよね。天ぷら?これは煮物にするらしい。
まず寄ったのは、山形に入ってすぐの道の駅白い森おぐに。
おもち始めました…
お腹が我慢できなかった。お昼は芋煮?とか考えてたけど、
ぶな茶屋で今季初のお雑煮を味わい山形旅のスタート。
わたしたちのお雑煮はもっと具だくさんだけど、
全国のお雑煮の違いはおもしろい。
でも同じお醤油味の懐かしい感じ。シンプルなお出汁にのびーる餅は、
寒かった体をぽっかぽかにあたためてくれた。
寒波の晴れ間だと思って出発したけれど、
山形市内は雪…いや、吹雪。寒い中だったけど、まずはここ。
レトロなデザインと色合いが可愛い済生館。
今は山形県郷土館として開放される、旧済生館病院の本館。
明治11年に建築され、東北地方に初めて西洋医学を取り入れた病院。
当時横浜にあったイギリス海軍病院を参考にデザインが考えられたんだって。
わたしたちの共通するところは、こういうレトロな建物や、
昔から残される建築物を見ることが大好きなところ。
豪農の館巡りもよく一緒に出かけて、だけどお互い無言で浸る時間。
ちょっとタイムスリップしたような、時間が止まったような…
一歩入ると、ゆっくりの心になれる変化が好き。
昭和の大工さんたちによって、大切に移築復原された建物だけど、
この14角形の回廊とか、手すりや壁の色…
当時このデザインが病院だったかと思うと感動。
中庭を囲むように作られたこの場所は三層楼と呼ばれた。
患者さんたちもきっと、窓から眺める緑だけでなくて、
入院中も緑に触れられる場所として、この中庭は憩いだったかな。
美しい螺旋を描いた階段も、木のぬくもりがある。
窓からは、色を通してやわらかく変化した太陽の光が差し込んで、
床をキラキラ、ゆらゆら照らしていた。
病院のいろんなところに、心が癒される工夫が見えた。
当時の医療機器や資料の展示も、医学の進歩を感じる貴重な体験。
だから今がある…そんな気持ちをまた心に大きく感じた場所。
そして今への発展に感謝もして…
街を走っていて見つけた今の済生館病院。
あの頃を受け継いで、今もしっかりみんなを助けてくれている。
懐音…Kanye West -Through The Wire-







