神社御利益巡り7
宗像大社を篤く崇敬されていらした方に、出光興産を創業された、出光佐三師がいらっしゃいます。
篤志家の出資を受けて、一代で出光興産を創り上げた立志伝中の人物です。
創業時から波乱含み、何度も何度も危機に遭いますが、努力、根性、才覚で乗り切っていきます。
終戦時に、海外の資産を全て失い、逆に千人にも及ぶ海外からの復員した社員を誰一人リストラすることなく、私財を投じ、借金して会社を守りました。
士魂商才
武士の心を持って、世のため、人のために、商賣を行う。
まさに國士です。
愚僧が大変尊敬する方です。
出光佐三師は、宗像大社の再興に大きな貢献をされました。
信仰とは、
御神仏に現世利益を求めることではなく、生かされていることに感謝して、その報恩のために、尽くす。
ことだと、考えております。
愚僧ではありますが、崇敬する御神仏に対して、お仕えすることが、私の使命であります。
カッコいいことを、申し上げましたが、愚僧は、出光佐三師を真似て、コロナ禍で大赤字を受けました。しかし、石に齧り付いて、合理化、省力化、経費削減はしましたが、誰一人リストラせずに、何とか乗り切りました。
金融機関からの、コロナ対策融資が受けられたり、担当者の方が大変立派な方で、本当に救われました。
救うつもりが救われて
現世利益は求めておりません。
腐っても、行者ですから。
横から、
腐った鯛は食べられないから、早めに食べないとね。
と、オバさんがチャチャを入れる。
確かに、日頃から経営に関して、創業より黒字であったことの慢心、甘えがありました。
いい勉強ができました。
