小児はり研修 | 【文京区】産前産後、脳性麻痺、鍼灸治療

【文京区】産前産後、脳性麻痺、鍼灸治療

東京文京区の開業鍼灸マッサージ師。子連れOKの骨盤矯正・身体障害児訪問治療、メガビタミン栄養カウンセリング
治療院HPはこちら
http://kanataroom.com/index.html

本日、小児はりの研修に行ってまいりました。


今日のテーマは


ズバリ・・・・・



「皮膚の硬さ、柔らかさを判別する」


8人程度のグループに分かれて


それぞれ肌を数グラムの圧で3こすりぐらいして


(あまり沢山触ると組織の柔らかさがどんどん変わってしまうため)


柔らかいから硬いまで段階を追って並び、触り比べました。


こういう研修は、本当に面白いです!!




肌の色は本当に関係してなくて


柔らかい半分の4人は私も含め、黄色で少々日にも焼けている肌でした。




前回、一番グループ内で柔らかいとされた私よりも、


柔らかい肌はどんなだろうと内心ひそかに探していて、


2名もいらっしゃったので、触って興奮!



本当に吸いつくようなもち肌、絹という感じです。




肌の柔らかさ、硬さで、与えられる刺激量が、


変わる小児はりですので


施術者に要求される、出来て当たり前のもっとも基本の判別法。


とはいえ、


この判別感覚は、大人の鍼治療にも


活かせそうです。


3代目小児鍼の大家が、何十年も昔、小児はりをはじめて


柔らかさ、硬さを判別できるようになるまで10年、およそ18万人を触った結果


やっとわかるようになったという、この感覚。


10年という時間をかけないでも、私たち後進が理解できるように、


奥義を伝授してもらったことを、参加者みなで感謝しました!





たかだか3時間の研修だったのですが


ペアを組んで、ガンガン練習したため、


刺激量多すぎで帰宅してダウン。。。


夕食までぐっすり寝てしまいました。


臨床治療と違って、適正刺激量を厳密に意識しないで、体を張って勉強するので


鍼、灸の研修のあと、体調を崩すのは珍しくないことです。。。