水木しげるさんが亡くなられた。。。
昭和アニメ代表者の一人。
太平洋戦争中にニューギニア戦線で左腕を失いながらも、
「ゲゲゲの鬼太郎」のほか、
「河童の三平」「悪魔くん」など代表作には何度もアニメ化されたものがあり、
90歳を超えても新作を精力的に描く、妖怪漫画の第一人者。
この方の 【幸福の七カ条】 が好きだ。。
第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条
しないではいられないことをし続けなさい。
第三条
他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条
好きの力を信じる。
第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条
怠け者になりなさい。
第七条
目に見えない世界を信じる。
実に奥深い。。
懐かしの映像を見たくてYOUTUBEを検索したら
【墓場鬼太郎】という漫画に出逢ったw
『墓場鬼太郎』の鬼太郎はとにかく怖い。
どこかの書き込みにあったのだけど
欲望のままに右往左往する人間を客観視して、「人間っておもしろい生き物ですね」と言う
その姿は喪黒福造に酷似しているらしい。
ねずみ男が素晴らしくて、現代人の他者との付き合い方を予感してたような立ち回りに感動したとある人は書いていた。
怖くて。。。全部は ちょっとみられないなぁ。。。
まぁブラックユーモアなんだろうけれど。。
恩がある人が助けを求めてもあっさり見捨てるし、展開やセリフも驚きの連続で、こんなにおもしろいアニメは久しぶりに観たと称賛するファンもいた。
『墓場の』鬼太郎はヒーローではなく。。。
ただの幽霊族という存在だけで、特別な力はない。
使命も無い。。【なぁんにも♪なぁい・・・】という現代版の歌の歌詞そのままだw
私達世代の鬼太郎はヒーローだったから、どこかでそんな風に目覚めるんじゃないかと期待してしまうが見事に裏切られる展開になっているようだ。
テレビのゲゲゲの鬼太郎。。。も幼稚園児の私には十分に怖かった。。。
もうw勧善懲悪で、へんな妖怪もわんさか登場していたけれど。。。
お布団出してきて、もぐり込み、端っこを握りしめて
そこからそっとしか視られなかった。
妖怪よりも
鬼太郎メンバーよりも
なによりも・・・
なによりも・・・
【出てくる人間が 気味悪かった】。。
怖いけれどファンタジー
子どもには怖いものの ひとつふたつは あったほうがいい」というのが持論。
10年程前に オモチャ屋さんで トットコハム太郎ハウスの横に
鬼太郎ハウスやプリキュア変身グッズがあって
何だか迫力のない鬼太郎に ちょっと拍子抜けして 笑ってしまった。。
この方は 妖怪の世界で嬉々としてらっしゃるのだろうか?
水木しげるさん。。。ご冥福をお祈りします。。
