■タイトル
鹿の王 2
■作者
上橋菜穂子
■あらすじ
謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病 ”黒狼熱” であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのかー。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り・・・!?
■出版社
角川文庫
■表紙
■感想
物語も折り返し地点に到達した第2巻。
ダブル主人公のウ゛ァンとホッサルの視点を通して、疫病の正体が見えてきました。
ちなみに1巻の感想はここ↓
https://ameblo.jp/kanata0121/page-4.html
それにしてもウ゛ァンとホッサルは未だ邂逅せず。
まだ、二人が交わるまでには時間を要するみたいです^^;
今回はホッサルが大活躍でしたね。
天才医術師の面目躍如!
多くの人を救いました。でも、同じくらい助けられなかった人も…
ウ゛ァンは完全にユナの父親が板についてきました。
生きる意味を失っていたウ゛ァンにとって、ユナは希望なんですね。
征服民と先住民がともに手を携え生きていく姿が印象的です。
しかし、疫病の正体は両者の軋轢が引き起こしたもの、かもしれません。
奪い奪われるこの混沌とした世界で、それでも希望を持って生きている人たちの命の息吹を見守りたいです。
それにしても登場人物が多いのに、どの人物も色褪せないで描いているのがすごい
(゚д゚;)
