白雪姫の「女の幸せ」

念願の王子様と巡り合った天地真理。

 

1986年9月、天地真理さん34歳が結婚をしました。以前に投稿した「真理ちゃん結婚をする」という記事を削除して、以下略。

 

FOCUS1986年7月11日

 

 

86年6月に婚約発表をした時の記事。

 

童話の白雪姫は3度生き返って王子様と結婚しましたが、真理サンもフクツの闘志で三度芸能界にうってでて、遂に女としての幸せを手に入れたのです。

 

なるほど。

 

日本の白雪姫が選んだ王子様はこの人です。青木保さん。36歳。いささか年も食っていて、フーサイもとりたてて男前という風に見えませんが(ゴメンね)そんなことは問題ではありません。王子様はアナタの心の中にいれば十分なのです。

 

あなたの心の中の白雪姫。ソニーはうまいキャッチフレーズを考えたものですね。

 

しかし青木さんの職業はなかなかナウい。今流行のカフェバーを、兄弟で6軒も経営しているのです。つまりこれも今流行の青年実業家というわけです。

 

婚約指輪もフンパツして、700万からのダイヤを贈ったと聞いております。昨年の真理サンのロマンポルノは見てないそうですが、では現実のハダカはと水を向けられると、いい年をしてパッと赤くなってしまうという純な心の持ち主なんです。

 

いい人を見つけましたね。年齢は2歳上で、見た目も、沢田研二や森田健作のようにはいかないが、まずまずのようです。沢田や森田といっても若い頃の話であり、森田は知らないが、当時の沢田はとても王子様という感じではなかっただろう。

 

FLASH 86年9月10日。

 

9月25日に赤坂プリンスホテルで結婚式を挙げました。披露宴には、南沙織さん太田裕美さん、渡辺プロの社長夫妻も招いて盛大におこなわれました。

 

1997年発売の天地真理さんの著書「スリムになるってステキなことネ」から引用。

 

元主人と知り合ったのは、昭和58年の10月でした。撮影でハワイに行ったとき、スタイリストさんと仲良くなりました。

 

「このまま、結婚しないで、母とふたりだけの生活でもいい」という思いもありました。

 

スタイリストさんから「いい人がいるわよ」といわれたときも、「それじゃ、会ってみようかなぁ」ぐらいの軽い気持ちでした。

 

最初のころのおつき合いは、友人を交えたグループ交際でした。それがやがて、ふたりだけのつき合いになっていって・・・・結婚を決意したのは「お母さんの面倒も見るから」という彼の言葉でした。

 

34歳10か月で結婚をしたわけですが、天地真理さんが結婚生活と主婦業に向いていたのかどうかはわからないが、向き不向きというのは結婚してからの話であり、結婚するのに必要なことは、結婚する意思と、それなりの相手と巡り合わなければならないですね。

 

年齢的に34歳と、「マル高」(35歳以上での初産)ギリギリの年齢であり、仕事においては、85年12月にロマンポルノに出演して、区切りがついて、上がり(揚がり)ゴールに達した感があり、そんな時期に良い人からプロポーズされたということですね。

 

現在では「マル高」などとあまり言わないのかもしれないが、天地真理さんの結婚と出産の記事を見いていると、どこにもこの言葉が出てくる。当時の30代前半の独身女性が意識せざるを得なかった言葉であり、34歳というのは、重大な決断を迫られる年齢であったようです。異性を求めて出産と子育てをすることは、生物の本能でもあるわけですが、

 

仕事、年齢、ポロポーズと、タイミングが重なって結婚となったようです?

 

おわり。