1973年4月頃の真理ちゃん。以前に投稿した「真理ちゃんの未来予定図」「真理ちゃんは鏡がスキ」などの記事を削除して、以下略。

 

近代映画73年6月臨時増刊。

 

 

近代映画天地真理スペシャルは、現在(ごく最近の事情は知らない)でも大量の流通があるようなので、当時560円もしたこの臨時増刊号は、売れに売れまくったようである。

 

 

 

 

 

 

 

 

1973年4月7日ユネスコ村で開催された「真理ちゃんと3万人のウィークエンド

一説によると、10万人集まったとされる観衆の前に、SL真理ちゃん号に乗って登場するシーンは、天地真理の時代を最も象徴するシーンであると思いますね。

 

平凡 73年6月号。

 

 

 

 

 

真理ちゃんの未来の予定図という記事。平凡の記者がそれらしく作った話ではあるが、見てみましょう。

 

5年後 

歌をうたうかたわら絵、デザイン、フランス語を勉強し、フランスに留学する。

 

五年後の1978年は、休養中でした。

 

10年後

フランスはピエール・カルダンにデザイナーとして才能を認められ、有名になる。

 

83年は、ヌードになりました。

 

15年後

帰国途中知りあったジェットパイロットと結婚。神奈川県の郊外に新居を構えて生活する。

 

15年後は36歳だが、そんな年齢まで結婚しないことになっているのはどういうことなのか。実際に結婚したのは34歳だったので、その通りであったのだが、これはそういう記事で、とくに意味はないのだろう。

 

近代映画 73年7月号か?

 

マリちゃんっていうのは本当によく食べる子ダヨ。

 

ゴールデンウィークには浅草国際劇場で『ザ・ドリフターズ・ショー』に出演した彼女。そのケイコ風景・・・・

 

仕出し弁当を食べて、しばらくするとパンと牛乳食べて、またしばらくすると近所からおしるこを買ってきてもらって、それを食べるマリちゃん。

数時間の間に3回も食べてりゃ太らない方がヘン。

 

近代映画の記者も真理ちゃんの食欲に驚いたようですね。

 

 

時間ですよ』の収録現場。マチャアキとミヨちゃんと「赤い風船」を歌うシーンは、これも最高のシーンの一つでした。

 

平凡73年7月号。

 

 

4月にCM撮影でグアムへ。

 

グアムは雑誌の取材で2回このCF撮影で3回目だけど

 

正月休みにグアムへ行ったのは取材だったのか。記事を見たことがないし、わからないですね。

 

 

 

3月末から4月にかけて、「虹をわたって」がセンバツ高校野球の入場曲に選ばれてゲスト出演。翌日にフランスへ取材旅行に出かけ、帰国後に「3万人のウィークエンド

若葉のささやき」はシングルもアルバムもヒットチャートを快走。

 

主演映画「愛ってなんだろ」の撮影封切り、ドラマ「時間ですよ」と冠番組「となりの真理ちゃん」も絶好調と、1973年の4月は最も華やかで充実した時期でありました。

 

天地真理さんを株価チャートのように見てみると、デビューから押し目もなく上昇を続け、最高値をつけたのは73年4月だったのではないかと思いますね。「恋する夏の日」の頃も最高値付近であったのは間違いないが、10月頃にチャートが崩れてしまったようです。

 

おわり。