とび出せ!真理ちゃん 5話。
1973年11月1日放送。
「真理のラブレター」
出演:沢田研二、なべおさみ、谷啓、鶴間エリ。
テーマ曲。
手紙にちなんでね、あしながおじさんの話なんてどうかしら。
沢田研二は、一人二役。
番組オリジナルソング。
一目でジュリーとわかる独特の後ろ姿。
こんど僕がもっと地でいけるやつね。今日はちょっと良すぎたから。
僕レギュラーにしてほしいんですけど。
沢田研二「胸いっぱいの悲しみ」
「空いっぱいの幸せ」
今日は、あしながおじさんのお話でした。来週も楽しみにね。
今回はなんといっても、水色のワンピース。これは、数多くある真理ちゃんの衣装の中でも、最高峰であると個人的に思っているのですが、色、襟、リボン、ボタン、袖、長めの丈と、どれも最高であり、清楚で可愛らしくもある。とくに襟がいい。
この衣装は、「空いっぱいの幸せ」発売イベントと、その前後でしか着用しなかったようであるが、「若葉のささやき」の頃の、イベントや映画のオープニングで、似たような衣装がある。あちらは、若葉にちなんで薄緑色で、あの衣装もよかったが、色もデザインも今回の衣装が最高である。
今回のお話は、「あしながおじさん」 、wikiによると、
・ミュージカル
日本では1974年に岡崎友紀主演
・アニメーション
1978年4月5日から同年4月26日までに、まんが世界昔ばなしの一編として「あしながおじさん」が
・ドラマ
なおこれより前の1974年4月 - 9月には、本作を日本風にアレンジしたドラマ『おじさま!愛です』が、浅野真弓主演で
当番組が日本では元祖、というとおかしいが、これまで「あしながおじさん」を題材とする商品はあまりなかったようですね。あしながおじさんは、「はばたけ!真理ちゃん」でも、74年12月頃に4話構成で放送したが、ゲストの仲谷昇は若手タレントとは段違いによかったし、「はばたけ!真理ちゃん」の中では気合の入った放送であったが、原作に忠実に4回も長々と放送されても困るんですね。今回は話を適当にアレンジして、劇自体は15分もなかったくらいだが、このくらいでちょうどいいのですね。
ゲストは、沢田研二。よい役柄すぎたから、次に出演する時はもっと自分のイメージに合った役を、というようなことを言っているが、よく似合っていたし、真理ちゃんともお似合いでした。
ジュリーの歌は、1973年8月10日「胸いっぱいの悲しみ」
この歌は、夏の終わりの歌であり、そろそろ、11月21日「魅せられた夜」に変わってもいい頃ですが、
「魅せられた夜」は、14話(1月3日放送)に出演した時に歌ったものと思われますが、14話はCS放送をしなかったので、一度も聞くことがなかった歌ですね。残念ですね。
今回の5話は、番組も真理ちゃんの容姿も、最高潮に達したということで、真理ちゃんシリーズの中でも、容姿(衣装も含む)においては、今回と次回(同日の収録だと思われる)が最高なのではないかと思いますね。個人的に。最高だとか一番だとか、しょっちゅう言っている気がするし、人の容姿をあげつらって、いいだの悪いだの言うのは上等ではないが、まあとにかく、今回の衣装とルックスは素晴らしかった。
5話おわり。