どうして・・・・・

どうして私をいじめるの?

心ないウワサに泣く=天地真理。

 

1972年4月頃に(正確な雑誌と日付は不明)、次々と誤った中傷記事を書かれてしまって、それに対する反論と、ホントのコトを語った月刊明星72年7月号の記事です。

この記事は以前に「真理ちゃん心ないウワサに泣く」というタイトルで、以下略。

 

この月刊明星のインタビューは、週刊明星にも掲載されて(そちらがメイン)、そちらの記事は当ブログでも扱って残してあるので、今回は簡単に。

 

明星72年7月号。

 

 

高校卒業直後の写真

 

幸運な白雪姫を突如襲った黒い噂をまとめると、

 

・フォークソングクラブに恋人がいた。

・キャバレーで歌っていた。

・スナックで歌っていた。

・トルコ嬢。

・整形。

 

プロダクションの方針で年齢を1つ若いことにしてデビューさせられたことによって、その空白の1年について誤ったことを書かれてしまったわけですが、モン・ルポという会員制クラブのお手伝いをしてギターの弾き語りをしていたという、それだけが事実でした。

 

他のガセネタについては、何度も取り上げてもしょうがないので、芸能記者の座談形式の記事から、他のタレントのネタを引用。

 

B 南沙織の場合も相手はマネージャーだね。

 

C 先月号の『明星』にも、ふたり並んだ写真が出てたけど、どうやらその仲も切れたらしいね。沙織はこんどプロダクションをかわった。それで新しいプロにはいるについて、元マネージャーの三橋君と手を切るというのが条件になってるんだそうだ。

 

D しかし、ふたりはかなりのところまでいってたようだな。あのかわいい顔を見てると、とてもそんなこと信じられないがね。(笑)

 

A 沙織はほかのタレントみたいに、逃げまわったり、クヨクヨしたりすることがまるでないね。南国のフィリピン人の血をうけてるせいか、開放的で、カラっとしてるんだな。

 

C 「三橋さんと仲良くして、どうしていけないの?」なんて、ケロっとして言うからね。(笑)

 

A 3人娘のうちじゃ、天地真理だけ〝黒い噂〟がなかったけど、ついに出たね。スゴいのが(笑)

 

南沙織さんについて書こうと思っていたが、また今度。

 


D 五十嵐じゅんの場合もおんなじようなもんかな。

 

A ああ、高校在学中、男の子としょっちゅうデートしてたとか、先生の子供をおろしたとかいう話ね。

 

C あれは、だれかが投書したらしいね。

 

D デビューまえの彼女は、毎晩のように六本木あたりに出没して、ポレイボーイの間でもかなり話題になってたっていう話を聞いたよ。

 

B 銀座のクラブにつとめていたっていうから、現在の清純ムードとはかなり違っていたとは思うけど、はたしてどこまでホントかね。

 

五十嵐じゅんというのは中村雅俊の奥さんのことか。誰かの投書からそんなことを書かれるとは酷い話だが、しかし、それらの噂は事実であったという。先生の子供をおろしたという話はガセだろうが。

 

 

A 急性肝炎で入院中のいしだあゆみはその後どうなの?

 

C 最近すっかり元気になってね。顔もデビュー当時みたいにまるまるとしてきた。

 

B じゃあ、間もなくカム・バックできるね。

 

C いや、9月までは完全休養だって。あの病気は、ちょっと休むとすぐよくなった感じがするけど、

 

ついでに、いしだあゆみさんの休養中の記事を、

明星72年5月号か?

 

そのモライ魔クンが、こんどは、いしだあゆみさんから、豪華なドレスを贈られた。「だって、真理ちゃんて、可愛いんだもの。去年、入院してたときデビューしたから、印象が深いのよ。テレビで見てて私も〝おばあさん”になったなァ・・・なんて思ったりして・・・」

 

藤圭子タンの結婚ドレスを贈って以来、あゆみは〝人にあげる楽しさ〟を知った。

 

「おばあさんになったなあ」などといっているが、いしだあゆみは当時24歳で、真理ちゃんがデビューした時は23歳であり、いくらなんでも〝おばあさん〟はないだろうと思うのですが、入院中に次々と若い子が売り出されていって、自分のからだからは若々しさが失われていき、病気はこのまま治らず復帰できないかもしれない。女としてもこれで終わりで(男が見舞いにきてくれなかったのかもしれない)、このままお婆さんになっていく・・・ 入院中は弱気になってしまって、そんな憂鬱な日々を過ごしていたのかもしれない。

 

いしだあゆみさんは、9月頃に復帰をして、「真理ちゃんとデイト」3話に出演をしています。

 

ついでに藤圭子と野口五郎、

 

おもしろいですね。「大人をヘイキでからかう」「ヤダーっ この子っ・・・

藤圭子は当時何歳なのかと思ったら、まだ20歳なんですね。結婚しているし、確かに大人には違いないが。

 

おわり。