となりの真理ちゃん 14話 #13。

73年7月5日放送。

「バンダの初恋!」

ゲスト・坂本九。

 

みなさんこんばんは。ナベさんのお友達ってどんな人かしらね。

 

茨木で動物園をやっている坂本九が持ってきたお土産の箱を空けると、

 

処分に困って谷啓のところへ、谷啓も困って真理ちゃんのところへ持っていくが、

 

谷さんどうもありがとう。

 

さっきのアヒルのことなんだけどね、

実は間違えて渡しちゃったのよ。

 

 

この子供たちを動物園に?お断りします。

 

 

坂本九「ジェンカ」替え歌。

 

 

「恋する夏の日」

 

 

 

坂本九「夜も昼も」

 

エンディング「愛するハーモニー」

 

みなさんいかがでしたか。心の中に動物園を持つって素敵なことですね。

 

今回は、動物園を経営している坂本九が人形たちを気に入ってしまって、動物園に連れて帰りたいという話を真理ちゃんは絶対に認めないが、なぜかバンダ君は付いていこうとする話。

 

坂本九が持ってきたアヒルを真理ちゃんは、

 

「子供たちが可愛がちゃってね」

 

人形たちはペットなのかなと思っていたら、あれは子供であり真理ちゃんはお母さんだったのですね。猫を飼っている人が「うちの子」と言うような話だと思うのですが、

 

人形たちを気に入って連れて帰りたいと言う坂本九に、なべおさみは、

 

「あの人形はたんなる人形じゃないんだよ。人間と同じような言葉を使うしさ、人間と同じものを食ってるんだから。真理ちゃんが承知するわけないじゃないか」

 

動物なのか何なのかよくわからない存在である人形たちに、これまで誰も怪しむことなく普通に接しているのがおかしくもあり不思議であったのですが、その点に今回初めて触れてますね。

 

ゲストの坂本九は、番組のイメージによく似合った最高のエンターテイナーでした。今回2曲歌いましたが、「ジェンカ」は、wikiより引用、

 

1966年には坂本九が、永六輔の作詞で「レット・キス (ジェンカ)」の曲名でカバーして、これをきっかけに日本中でジェンカが踊られるようになる。

 

なお、坂本によるカバーは1966年9月に「ジェンカ」という曲名で発売されたが、同11月に曲名を「レットキス (ジェンカ)」と微妙に変更して再発売されている

 

今回は番組用に歌詞を少し変えて歌っていたようです。

 

「恋する夏の日」、衣装は前々回12話と同じものでしたが、同じ映像を流したわけではなく別バージョン。同じものを2回に分けて流したのかもしれないが、とりあえず別バージョン。

 

今回の14話は、衣装も良かったし、ゲストも良かったし、本物のアヒルが出てきて真理ちゃんも楽しそうでした。「となりの真理ちゃん」の中でも指折りの傑作だと思いますね。

 

14話おわり。