真理ちゃんとデイト 14話 #12。

73年1月4日放送。

「花はどこへ行った」

ゲスト・沢田研二、麻丘めぐみ。

 

みなさま明けましておめでとうございます。

 

 

「ふたりの日曜日」

 

真理ちゃんが考案したという、後ろを振り向くあの振り付けが入った。

 

 

真理ちゃん、やけにジュリーの肩もつけどさ、真理ちゃんほんとはあの人好きじゃないの?

 

エーッ⁉
あたし別にそんな・・・

 

 

沢田研二「あなたへの愛」

 

真剣な表情でジュリーの歌う姿を見つめる。

 

 

麻丘めぐみ、歌だけの出演。曲名のテロップが出なかったが「女の子なんだもん」だと思われる。

 

 

沢田研二「花はどこへ行った」

 

 

真理ちゃんとジュリー「この広い野原いっぱい」

 

 

 

 

 

今年一番始めのデイトいかがでしたか。お正月だからといってお餅を食べすぎないようにね。

 

食べ過ぎるとね僕みたいにこんなにお腹が出てくるの。

 

それではみなさん、また来週かならず見てくださいね。さよなら。

 

73年始めの放送は、着物姿で登場して新年のあいさつ。フォーマル?なグレーのスーツもよかったし、おめかしをしながら鏡越しに歌った「ふたりの日曜日」もよかった。

 

新年一発目のゲストは、沢田研二さん。今回は沢田さんとの絡みがたっぷりあり、真理ちゃん楽しそうでしたね。「真理ちゃん、ジュリーのことが好きなんじゃないの?」と問い詰められて、困った顔をするところがよかったですね。真理ちゃんシリーズの中でも、1、2を争う名場面であると思いますね。

 

ジュリーが「あなたへの愛」を歌っている場面で、ジュリーを見つめる真理ちゃんの顔が何度も出てきましたが、なんなんですかね。人が歌っているところを見つめるシーンというのは、今回以外にはなかったと思いますが、あったとしても、どアップを何度も抜くなんてことはなかったですね。妖艶であり、怪しい雰囲気でしたね。

 

今回は見どころがいっぱいありましたが、今回は何といっても、ジュリーと歌った「この広い野原いっぱい」ですね。幸福感に満ちあふれた本当に素敵なシーンでした。真理ちゃんシリーズ史上最高の場面であり、これは別格ですね。

 

「真理ちゃんとデイト」クリスマスの12話もよかったですが、今回の14話は、真理ちゃんシリーズの中でも最高の放送であり、これも別格ですね。真理ちゃんとジュリーにも、こんないい時代があったんだな。と思わずにはいられない、本当に素敵な二人でした。

 

もちろん、二人ともいつの時代も素敵であり、年相応の魅力というものがあるのですけど、しかし、いくら年齢とともに芸が上達して、地位や名誉を手に入れたところで、やはり、若さにはかなわないな、とも思うのですね。これは一般論ですけどね。

 

14話おわり。