沢田研二・浅田美代子の気になる仲?

デート目撃写真公表後の反響と真相。

 

これはどんな記事かというと、1974年10月頃に、沢田研二と浅田美代子が渋谷の映画館から二人で出てくる姿を、週刊M誌(週刊明星だと思われる)にスクープされてしまって、その沢田と浅田の関係についての女性誌の記事です。二つありますが、どちらも書いてあることは同じであり、二つとも掲載する必要はないのですが、手元にあるので掲載、

 

 

女性セブン 74年11月20日。

 

女性自身 74年11月21日。

沢田研二・浅田美代子 極秘デート

 

スクープ写真が公開されて、浅田美代子はジュリーのファンから激しい攻撃(どんな攻撃であったのかは不明)を受けたようで、仕事がストップしてしまった、とあります。

 

攻撃されて困ってしまった浅田が、月刊明星(だったような)で泣きながら弁明に努めている記事を見たような記憶があるのですが、明星はマッチポンプではないかと思うのですが、それはさておき、

 

野口五郎など十代のアイドルのファンの中には、彼らと噂になった女性タレントを攻撃する過激なファンがいたという話は聞いたことがありますが、ジュリーのファンは、もう少し年齢層が高そうな気もするし、そんなイメージはないのですが、

 

天地真理さんなどは、ジュリーとは親しそうに何度も何度も共演していたし、ジュリーの部屋に裸でいただの、モーテルで目撃したなど、根拠のない噂をさんざん記事にされたのですが、真理ちゃんがジュリーのファンに攻撃されたという話は聞いたことがないですね。

 

それで、沢田と浅田の関係は、あの写真は何だったのか。浅田のマネージャーによると、

 

あれは二人っきりではなかった。浅田とマネージャーとレコード会社の人と3人で、〝デリンジャー〟という映画を見にいったところ、映画館の中で偶然、沢田研二と出会った。沢田のほうも、マネージャー付きであった。映画が終わってマネージャー同士が話していると、二人が歩いて出ていってしまって、それを撮られてしまった・・・ ということのようです。沢田のマネージャーも同じ答えということです。

 

同じ映画を、どちらもマネージャー同伴で、そんな偶然があるのか。疑う理由もないですが、それではつまらないので、本当は二人っきりであったと仮定して話を進めると、

 

ジュリーの74年10月、11月というのはどんな時期であったのか。

 

伊藤エミとの結婚が近い。いや、二人の仲は終わった。という情報が錯綜していた時期であり、伊藤エミの引退が発表されたのが翌年の2月であったので、11月くらいから結婚への準備と調整が急ピッチで進められていたのではないかと想像します。それで、そんな噂が飛び交っていたのだと思うのですが、ジュリーの身辺整理についても厳命されていたのではないかと思いますね。それは結婚前に当然しなけらばならないことであったと思いますね。

 

11月になると、天地真理と沢田研二についての怪情報がいくつも、執拗に、各週刊誌の編集部にもたらされた、という女性誌の記事があります。誰かが11月頃からそんな噂を広めようとしていたようです。

 

それまで許しが出なかった天地真理さんの長期休暇の要望が10月になって認められて、翌年の2月にヨーロッパへ行くことになったのですが、それを、沢田研二の結婚に絡めた渡辺プロの陰謀であったという説もあるのですが、それはどうなのか。

 

週刊ポスト 2003年11月28日。

まさかとは思うのですが、天地真理さんは、噂が流れていた当時からこんなことを思っていたのか。何年も後になってからそう思うようになった、もしくは、誰かからそう聞かされたのか。それでも、沢田さん本人が週刊誌の編集部に自分の噂をしつこく電話していたとは思っていなかったはずであり、会社のスタッフがやっていたのでは、という話ですね。

 

ジュリーの当時のマネージャーは菊池哲榮さんであり、浅田美代子との映画館の件で、自分が沢田と一緒だったと証言したのも菊池マネージャーなのですね。

 

そもそも、近いうちに結婚する伊藤エミとの交際をカモフラージュする必要があるのかと思いますね。カモフラージュしたかったのは、別のことなのではなかったかと思いますね。

 

ジュリーが浅田美代子と真剣に交際していたとは思いませんが、あるとしても、ちょっと手を出しただけだと思うのですが、この手の話が漏れるのはご法度の時期であり、もっと他に隠したかった女の存在があったのかもしれないし、それで天地真理さんがダシにされたのではないかと思いますね。

 

天地真理さんも、ジュリーと並ぶ看板タレントであったわけですが、それをダシに使うのかとも思うのですが、アイドルスターとしての旬はとっくに過ぎていたし、力を入れて売り出す気もなかったし、菊池マネージャーだからできることであったのかもしれないですね。

 

〝真理なら問題ない。あれに男っ気があるとは誰も思わないし、またそんな噂かと思われるだけで痛手にはならない。〟

 

会社から、沢田の身辺整理について厳命されていた菊池マネージャーには、そんな思惑があったのでないかと、それを何年も後になって、「あれは会社が流していた噂だぞ」と、真理さんに話をしたのかもしれないと思うのです。

 

というわけで、個人ブログなのをいいことに、思いついたことを適当に書いたのですが、沢田と浅田の関係は、当人同士が言うように事実無根であり、沢田がカモフラージュのため噂を流していたという話も、ないだろうとは思うのですが、沢田研二を伊藤エミにあてがう(これも根拠のない思い込み)ような会社なので、何をするのかわからないところがあるし、何があっても不思議ではないとも思うのですね。

 

おわり。

虹をわたって 天地真理・沢田研二