それでも小柳ルミ子ちゃんとは結婚できない!

 

小柳ルミ子がマネージャーに殴られるという記事を以前に掲載しましたが、あの騒動から一年後の73年3月、小柳と五木の結婚問題が各誌でいっせいに書き立てられたようです。女性セブンと週刊平凡の記事を切り取って掲載します。

 

女性セブン73年4月11日号。

 

 

 

 

沈静化していた?小柳と五木の仲が、ここへきて大きく取り上げられるようになったのは、3月13日に、ルミ子が五木のことで渡辺社長のところへ面談に行く・・・ という話からのようです。

 

社長とは会っていないということですが、新聞記者にバレてしまったので、幹部が集まっているところで・・・ というのも何かおかしな話であり、本当はどうだったのかわからないですね。

 

 

 

五木によると、ルミ子とは外で会うことはなく電話で話すだけ。と言ってますが、それはどうなのか。

 

 

渡辺プロも、レコード会社も、五木の関係者も、二人が交際すること自体がありえないという感じですね。

 

 

渡辺プロが結婚など認めるわけがないということですが、博多に家を新築中なので、仕事を辞めて結婚することはありえないという人もいると。

 

 

芸能人とは結婚しないというより、結婚自体する気がないということですが、そもそも二人とも、結婚するともしたいとも一言もいってないのですね。まだ若くて、人気絶頂であった二人が結婚する気があったとは思えないのですが、わかりませんね。

五木曰く、スタジオで会ってもあまり話をせず、外で会うこともなく電話をするだけ。

 

では、なぜこんな大きな騒ぎになっているのか。社長に許可を貰いにいくというのは何だったのか。全く火のないところに煙が立って、各誌いっせいに報じたとも思えないので、3月頃に五木とのことで何か動きがあって、内部の誰かがリークしたということだと思いますね。

 

週刊平凡 73年4月5日号。

 

 

週刊平凡の記事も、五木が結婚問題について語ったという記事で、当然同じことしか言っていないのですが、一応掲載・・・

 

 

渡辺プロは女性タレントの交際さえも認めない非人道的な会社であり、二人を別れさせようとしている・・・そんなことを言っているようですが

 

波多野宣伝部長によると、社長が認めないのだと、五木が気にくわないのだと、言っているようです。五木が人格者かどうかはともかくとして、五木は森進一のガチンコのライバルだったのですかね。そんな奴がルミ子にまで手を出しやがって、と激怒したのではないかと思いますね。

 

というわけで、女性セブンと週刊平凡の記事を見てきましたが、五木は同じことしか語っていないのですが、両誌の解釈は違います。

 

女性セブンは、芸能界の制約のために、結婚をあきらめねばならなかった25歳の青年の心の苦しみ・・・五木のコメントを額面通りに受け取っているのですが、

 

週刊平凡は、電話で話すだけとか、芸能人と結婚しないとか、言うことが一年前より後退しているのは、五木が慎重に行動しているからであり、二人の仲は結婚に向かって進展している・・・という解釈です。

 

二人の仲はどうなるのか。それはまたいつか。

 

おわり。