いゃあ~何の予備知識も無く見たので最初は混乱しました。
 でも終盤が近付くにしたがってルービックキューブが出来上がってゆくように物語の全体像が見えてきます。
 そしてパズルが完全に仕上がった後にやってくる衝撃のラストシーン!

 そのラストシーンが私に「アレ?この映画、前にも見たな…」と気づかせてくれました。

 

 そうなんです!

 

 私、前にも一度この映画見ておりました。

 パズルにスッキリしすぎて内容がすっ飛んでしまっていたのです!

 時系列入れ替え映画は数あれどこれほど時系列を脳内で整えたときのスッキリ感のある映画はありますまい!

 編集美映画です。

 同監督の撮ったワンカットのバードマンと対極の作品ですね。(でも登場するキャラ達の性格とか言動があえての残念の連続ってとこは共通しています。)

 おそらく数年後にもまた初見のつもりでパズルを解いてスッキリした瞬間に「アレ?この映画、前にも見たな…」って思うんだろうなぁ。