韓国映画は2000年に「シュリ」2004年に「オールドボーイ」を鑑賞して以来全く見ておりません。
体が受付けないんです。
何が受け付けないかと言うと登場人物たちの「ナルシズム」です。
例えば「シュリ」の誰かは忘れましたが魚を飼っている水槽の中にお菓子とか無造作に入れて、誰かに注意されて、それでも毎日お菓子を入れる”誰得かまってちゃん”がいてとても不快でした。
映画でも実生活でも心からやりたい事を正直にやっている人が好きなのです。(悪事をやりたがる人は論外ですけど)
「シュリ」だけがそうだったのかと思って「オールドボーイ」も見ましたが同じような”誰得かまってちゃん”が沢山いてやっぱり合わないと思いました。
韓国映画の「パラサイト」がアカデミー賞を取って話題になっても一切興味が湧かず見ることもないと思っていました。
そして昨日のことですがHDDレコーダーに録画されていた「スノーピアサー」という映画を何となく見始めました。
監督の名前はポンジュノ…フランス人かな?
(毎回の事ですが私は最初の15~30分は集中して見てつまらなければ即HDDから消去します。)
どれどれ?ほう最初の30分面白いじゃない!
ほうほうドンドン盛り上がっていくじゃない!
韓国の俳優が2人ほど出てきたがナルシストではない!
でも後半、主人公たちが設定のような奇抜な境遇に置かれていた理由をちゃんと説明出来るのかな?
ほう!出来るじゃない!
こ…これは”凄い”映画だ!
17年という時間設定もとても良く考えられている!
外出せず水を得る為に走るという基本設定も凄いアイデア!
見終わったあとでポンジュノ監督が韓国の人で「パラサイト」の人だと知りました。
私の韓国映画アレルギーは解消されたようです。
まずは「グエムル」を見ようと思います。