日本酒大辞典
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田酒 特別純米酒



原料米:阿波・山田錦

酵母:K9号

アルコール度数:16.4

酒度:+4

酸度: 1.4

精米歩合:50%

小売価格:720ml 2573円


冷やの時には、甘みのないヨーグルトの香りで、ほんのりフルーツの香りもします。

やや油絵の具のようなニュアンスもあります。

味は、おだやかな乳酸とともにあまさがゆっくりとふくらみます。

後味で舌にカルピスのようなざらつきが残ります。

この酒を常温にすると、ヨーグルトの香りが薄れ、藁のような感じが混じってきます。

さらに、油絵の具のような香りはなくなり、味は旨みが増して、バランスを保ちながらも、ふくよかな味になってきます。

この蔵は、1人100石がたんねんに日本酒を造るときの適切な生産量という考えから、6人で年間500石(1升瓶で5万本)しか生産しません。

そのため、酒もなかなか手に入りにくいです。

蔵の名前の由来は、蔵の裏の天神池に神の使いの亀が住んでいたという言い伝えからです。


神亀酒造 純米吟醸 ひこ孫 720ml

純米吟醸 ひこ孫


純米吟醸 ひこ孫


原料米:阿波・山田錦

酵母:K9号

アルコール度数:16.4

酒度:+4

酸度: 1.4

精米歩合:50%

小売価格:720ml 2573円


冷やの時には、甘みのないヨーグルトの香りで、ほんのりフルーツの香りもします。

やや油絵の具のようなニュアンスもあります。

味は、おだやかな乳酸とともにあまさがゆっくりとふくらみます。

後味で舌にカルピスのようなざらつきが残ります。

この酒を常温にすると、ヨーグルトの香りが薄れ、藁のような感じが混じってきます。

さらに、油絵の具のような香りはなくなり、味は旨みが増して、バランスを保ちながらも、ふくよかな味になってきます。

この蔵は、1人100石がたんねんに日本酒を造るときの適切な生産量という考えから、6人で年間500石(1升瓶で5万本)しか生産しません。

そのため、酒もなかなか手に入りにくいです。

蔵の名前の由来は、蔵の裏の天神池に神の使いの亀が住んでいたという言い伝えからです。


神亀酒造 純米吟醸 ひこ孫 720ml

大吟醸 金冠黒松 錦


大吟醸 金冠黒松 錦


原料米:山田錦

酵母:K9号

アルコール度数:17.8度

酒度:+5

酸度: 1.3

精米歩合:35%

小売価格:720ml 5300円


冷やでは、酸味と甘味が混ざって熟れたイチジクのような香りになっています。

やわらかな酸味のあるソフトな味で、実にやさしい味です。

おとなしくほっそりとした女性をイメージするお酒です。

味がやさしいので、脂のあまり乗っていないものを薄味で煮た料理に合わせてみたいです。

噛んだときの歯応えもやわらかいものがいいでしょう。

それほどやさしいやさしい酒なのです。

線の細い酒なので、お燗にすると水っぽくなってしまいます。

冷やし気味の5度くらいの冷やで飲みたいです。

錦は、鑑評会出品用の酒を冷暗所で1年以上も熟成させた大吟醸で、全国新酒鑑評会では通産16回も金賞を受賞しています。

錦という名前は、酒造のある地元山口県岩国市を流れる清流錦川と、そこに架かる日本三奇橋の一つ錦帯橋にちなんで名づけられたものです。

金冠黒松 大吟醸 「錦」 720ml

金冠黒松 大吟醸 「錦」 720ml

山口県岩国市 村重酒造

亀の扇 清泉


亀の扇 清泉


原料米:亀の扇

酵母:K9号

アルコール度数:16.5度

酒度:+3

酸度: 1.6

精米歩合:40%

小売価格:720ml 4000円


冷やのときは、香りばかりがたつということはなく、バターやクリーム系の香りがほのかにします。

味は、甘味、酸味、香味の中に、他の日本酒とは少しちがう渋みがあり、オイリーでシャープです。

華やかさはありませんが、個性の強いお酒です。

良い意味の癖を持ち、1本杉のようにすっくと立っているイメージで、存在感があります。

どちらかというと、女性より男性が好む味でしょう。

しっかりとした骨格に、個性的なおいしい渋みで、脂がのったベニトロなどが合いそうです。

これほどの名酒をわざわざ燗にする人もいないでしょうが、暖めると酸やアルコールが立ちすぎてバランスを壊してしまうので冷やで飲んだほうがいいでしょう。

亀の扇は、戦前に途絶えた幻の酒米「亀の尾」を、わずか1500粒の種もみから3年がかりで復活させたことでも有名です。

その話しは「夏子の酒」としてコミック化され、話題となりました。


清泉 純米大吟醸 “亀の翁” 【地酒 新潟県】

清泉 純米大吟醸 “亀の翁” 【地酒 新潟県】

新潟県三島郡 久須美酒造

東龍 特別本醸造 秘蔵 山廃仕込み


東龍 特別本醸造 秘蔵 山廃仕込み


原料米:山田錦

酵母:家付7号系

アルコール度数:15~16度

酒度:+3

酸度: 1.8

精米歩合:60%

小売価格:1800ml 2141円


冷やでは、山廃特有の、気を焦がしたような香りに、ミルクのような香りが混じります。

さらに、薫製のようなスモーキーな香りもあります。

味は香りのわりにさっぱりとしていてフルーティーです。

もちろん山廃なので、ヨーグルトのような酸を感じますが、舌にはまとわりつかずさっぱりとしています。

温めていくと、香りはあまり変化しませんが、口当たりがよりなめらかになります。

まるで乳酸が他の味に溶け込んでしまったようです。

これが旨みになって、より深いお酒になります。

40度あたりがベストな状態でしょう。

温めたときのこのバランスのよさは、冷やではそれほど感じなかったのですが、しっかりとした酸があるからでしょう。

個性が強くて、好き嫌いの出そうなお酒ですが、温めていくと好きになる人も増えていくでしょう。


東龍 特別本醸造 秘蔵 1800ml (山廃仕込)
東龍 特別本醸造 秘蔵 1800ml (山廃仕込)
愛知県名古屋市 東春酒造
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