テレ東『激録・警察密着24時!!』担当者の処分発表、減給など 石川一郎社長も役員報酬を一部返上

2024/6/3 17:09テレビ東京(C)ORICON NewS inc.


テレビ東京は3日、不適切な内容があったとする『激録・警察密着24時!!』に関する処分を公表。同日付で、番組担当者と監督責任者を減給などとした。また、石川一郎代表取締役社長も役員報酬の30%を2ヶ月返上するとした。

同局は「2023年3月28日に放送した『激録・警察密着24時!!』において不適切な内容がありました。放送責任に照らしてテレビ東京は、本日付で番組担当者及び監督責任者の計2名に対して減給等の社内処分を決定しました。また、本日開催の臨時取締役会において、石川一郎代表取締役社長、加藤正敏常務取締役より申し出があり、2ヶ月の報酬の一部を自主返上する等の処分が認められました」と報告。

そして「このような事態を起こしたことをあらためてお詫びするとともに、再発防止のための研修プログラムの実行・継続とチェック体制の強化を徹底し、信頼回復に向け全力をあげて取り組んで参ります」とコメントした。

同局は5月29日、対象となった放送回をめぐり、『鬼滅の刃』の商品に関する不正競争防止法違反事件に関する描写や、捜査シーンの構成について謝罪。「これらの不適切な表現を通して、視聴者の皆様に誤解を与え、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたこと、そして事実確認に時間を要したことで、関係者の皆様の名誉を深く傷つけたことを、テレビ東京として真摯に受け止め、心からお詫びいたします」と公式サイトで伝えていた。その後、今後の放送見合わせも明らかにしていた。



代表取締役社長 石川一郎 2ヶ月間役員報酬 30%返上

常務取締役(制作担当) 加藤正敏  2ヶ月間役員報酬 10%返上

制作局長(当時) 減給

当該番組プロデューサー 出勤停止5日ほか