《局内結婚報道も》NHK“エース候補”女子アナが「ニュース7」から姿を消した真相「社内トラブルで心が折れた」夫婦揃って“番組降板”の理由

NEWSポストセブン 2024年5月31日 11時15分



 NHKの看板ニュース番組『ニュース7』のキャスター陣が新体制になってから、はや1か月半。NHK女性アナウンサーの“絶対エース”と呼ばれた和久田真由子アナ(35)の産休に入れ替わる形で4月から夜の顔を務めているのは、副島萌生アナ(32)だ。その裏で、同番組で活躍し「“ポスト和久田”の筆頭候補だった」(NHK局員)というあるアナウンサーが昨年、密かに姿を消していた——。

 昨年のこの時期、『ニュース7』で注目を集めていたのが、同番組平日版のサブキャスターを隔週で務めていた川崎理加アナ(30)だった。前出のNHK局員が語る。

「川崎アナはアメリカ生まれの帰国子女で、TOEIC満点の実績を持つ実力派。ニュースもNHK好みの丁寧に読むタイプで、局内での評価も高かったんです。それが、昨年の秋ごろから急に姿を見なくなりました。局内でも“リカちゃん最近見ないね”と声が上がっていたんですが…」

 川崎アナは2016年に入局。初任地の高松放送局、その後の大阪放送局を経て、2021年に東京アナウンス室に異動。同年より『おはよう日本』の休日版キャスターを務め、2022年度から『NHKニュース7』(休日版)のサブキャスターに就任している。

「2023年の2月には、同局アナウンサーの井上裕貴アナ(39)との結婚を『デイリー新潮』に報じられました。当時、井上アナは『首都圏ネットワーク』のメインキャスターを務めていたので、共に東京アナウンス室に勤務しながら愛を育む局内結婚でした」(前出・NHK局員)

 順風満帆だった川崎アナが突如『ニュース7』から姿を消したのは、その約半年後のこと。SNS上では〈川崎アナ最近見かけないけど、産休中?〉との声が上がっていたが、休養の原因は『ニュース7』内部での揉め事にあったという。NHK関係者が証言する。

「川崎さんはある仕事上の出来事で、心が折れてしまったんです。それで現場に来れなくなってしまい、昨年秋からフェードアウト状態になっていた。

 もともと彼女は『ニュース7』の独自ロケを担当していて、現地でのレポートのほか、取材先のアポ取りをする役目を担っていました。取材先にも迷惑がかかるのでアポを取った案件のボツは原則無しなんですが、『ニュース7』は当日に報道内容が変更になることも多く、川崎さんの案件でそれが複数あった。川崎さんは同様のトラブルが起こったある日、制作サイドに抗議したんですが、逆に『勝手に進めるお前が悪いんだ』といったような反応があり、心が折れてしまったとか」

 こうした経緯のなか、川崎アナは『ニュース7』に出演しなくなり、数か月の休養期間を経てから、『NHK NEWSLINE』などの国際向け放送に復帰。昨年度末、正式に『ニュース7』を降板し、国際報道室の業務を中心に担当するようになったという。現在アナウンス業務は『NHK NEWSLINE』のほか、『Chatroom Japan』などの国際向け放送のみの出演となっている。

「ちなみに川崎アナの夫の井上アナも、昨年度末で『首都圏ネットワーク』を降板になり、国際報道室を中心に担当しています。今は井上アナが川崎アナを支えているんでしょうが、期待されていた両アナウンサーが国内向けの番組から退いてしまった

 川崎アナの「ニュース7」降板の理由などについてNHKに問い合わせると、「個別の職員に関することについてはお答えしていません」と回答した。川崎アナは「夜の顔」に返り咲けるのか——“ポスト熾烈な争いは続く。

(注:アナウンサーの年齢はそれぞれ2024年4月時点のもの)