《略奪婚から20年》43歳の榎本加奈子「爆弾発言アイドル」から敏腕社長に転身「人気スープカレー店売却」で次に狙う“夫婦念願の夢”

NEWSポストセブン 2024/05/24 11:16


《変態プレーについていけなくて、彼と別れたばかり》《今まで付き合った人の数? 15人くらいですね》《サラリーマンとは1回付き合ってみたけど、朝が早くて苦手、ダメでした》──バラエティー番組にひっぱりだこだった当時、自由奔放な発言で“お騒がせアイドル”として人気を博した榎本加奈子。現在、榎本は43歳となり、アイドル時代と変わらない美しい姿が話題となっている。家庭では夫で元プロ野球選手・佐々木主浩氏(56)を支える日々。仰天発言でお茶の間を賑わせたアイドル時代とは現在、意外な才能を発揮しているという。

 東京都出身の榎本は中学2年生で芸能界デビュー。1995年に14歳で社会現象となった安達祐実主演のドラマ『家なき子2』(日本テレビ系)に出演し、脚光を浴びた。ドラマだけでなく、バラエティー番組にも進出していた榎本だが、2003年に佐々木氏(当時横浜ベイスターズ所属)との不倫旅行が報じられ、芸能生活が一変した。


「当時、佐々木氏はメジャーリーグで活躍後、横浜に戻っていました。元アイドル妻とのあいだに2人の子どもがいましたが、佐々木さんは榎本さんの24歳の誕生日を2人で祝うなど、妻子の住む自宅には戻らずに彼女のマンションで同棲生活をしていました。不倫報道後、佐々木氏は2005年3月に離婚し、同年4月に榎本さんと再婚したことで、略奪婚と騒がれました。榎本さんは長男を出産し、その翌年に次男も生まれています」(スポーツ紙記者)

 佐々木氏の引退後は、夫婦でテレビ番組やイベントに出席するなど、元プロ野球選手の妻・加奈子夫人として立ち振る舞う姿を見せていた。

「榎本さんは芸能界から距離を置き、子育てに専念するようになりました。佐々木さんは競馬好きが高じて馬主となり、2006年からJRAデビューしています。所有する馬の名付け親は榎本さんだそうです。榎本さんは競馬の表彰式に出席するなど、佐々木家の妻として表舞台にも立ってきました。最近は、夫婦で釣りにハマっているようです」(同前)

「スープカレー屋さん」を夫婦で経営

 表舞台から遠ざかった榎本は2008年、自ら会社を立ち上げ、佐々木氏の地元・仙台で自身がプロデュースする『kanakoのスープカレー屋さん』をオープンしている。

「もともとも料理好きだった榎本は、得意だったスープカレーを佐々木さんや友人によく作っていたそうです。その後、佐々木さんの後押しもあり、カレー業界の関係者と運営会社を設立して代表取締役になりました。野菜やスパイスなどの食材は榎本さんこだわりのものを使用していたようです。取締役には佐々木さんも名を連ねています」(食品会社関係者)

 スープカレーは評判を呼び、仙台のほか札幌、横浜で店舗を拡大させた。2021年に横浜店がオープンした時は、榎本自ら『ぜひご利用いただけましたら幸いです』と、新店舗のポスターと自身の写真をSNSに投稿して告知していたが……。

「榎本さんは昨年6月に運営会社の代表取締役を辞任し、今年3月末で佐々木氏とともに同社の取締役も辞めています。実は学校給食サービスを提供する会社が2024年3月29日付で同社の全株式を譲り受け、その完全子会社となりました。店名の『kanako〜』はこの4月から『北緯43°〜』に変更されています。

 夫妻は経営からは手を引き、現在は関わっていないそうです」(同前)

 榎本は2013年から夫婦で経営する会社の代表取締役に就任している。佐々木氏の競馬関連の仕事、タレント活動などのスケジュール調整のほか、出演依頼は榎本が窓口となって取り仕切ることもあるという。

「ある制作会社がスポーツ関連の企画で佐々木さんの事務所に連絡したところ、女性のスタッフが電話に出たそうです。企画内容を説明しているうちに、甲高い特徴的な声の主が榎本さんだとわかったとか。デキる女社長といった感じでテキパキしていて、メディア対応に慣れていることから、若い頃の榎本さんからはとても想像できない働きぶりだったそうです」(テレビ局関係者)

 引退から19年が経った佐々木氏。現場復帰を望むファンも多く、将来の監督候補として有力視されていた時期もあった。

「2011年は佐々木さんの次期監督就任が濃厚でした。しかし、2011年末にベイスターズの親会社がTBSからDeNAに変わり、TBS野球解説者として活躍していた佐々木さんを推す声は弱まってしまいました。

 チームは後輩の三浦大輔氏が監督に就任するなど、若返りを図っています。佐々木さんは周囲に『機会があればユニフォームを着てみたい』と話していて、監督就任の夢を抱いていたそうですが……。もしかすると、スープカレー店を手放したのは、次なる目標に向かってのことなのかもしれません」(同前)

 kanakoの次なるプロデュースは監督・大魔神なのだろうか。