特定抗争指定暴力団■■組が■■に改名
2020年■月■日 11時0分 写真:■■■■■■■■■■

■■■■組」抗争が一つの節目を迎えた。

■月■日、■■■■組が組織の名称を変更したことが明らかになった。〈御通知〉と題した〈■■総本部〉名義の文面が関係各所に通達されたのだ。

■■■月、■代目■■組.T若頭が出所してから抗争が激化している。■■市の商店街の一角で■■■■組幹部が銃殺され、■■や■■■でも■代目■■組による■■■■組への傷害事件が発生。抗争拡大を防ぐため、■月■日に■■や■■の■府県の公安委員会が■代目特定抗争指定暴力団 ■■組と■■■■組を「特定抗争指定暴力団」に指定していた。


「これにより■■市や■■市など全国■市で“警戒区域”が設定され、区域内にある事務所への立ち入りが禁止されました。さらに、区域内で“おおむね■人以上”の組員で集まることも禁止される。違反すれば■年以下の懲役が下されるため、組織的活動のみならず経済活動も制限されます」(■■■記者)

一方、今回組織名を変えた■■■■組は特定抗争指定を受けておらず、警戒区域内にある傘下組織の事務所も使用可能だ。

「抗争事件を起こしていないどころか、表だった組織的活動も沈静化している。本拠地とされる■■市内の■つの事務所が■■■■で使用禁止となっていることもありますが……■■■■月に■■■■■■■■こそ行ないましたが、■か月ぶりの組行事でした」(同前)

全面抗争の渦中にある■つの組織とは対照的な道を歩んでいた最中の改称。フリーライターのS氏はヤクザ界における1つの時代の終わりを指摘する。

「これまで“■■組”というブランドがあればヤクザは食べていけると言われていた。しかし、暴対法や暴排条例により、組員は生存権すら脅かされているのが実情です。強大な組織力を持つ■代目と■■とは違い、確固たる地盤を持たず、構成員も■■■人ほどの■■■■組にとって特定抗争指定暴力団に指定されることは問題になりかねない。組織として残るため、誇りとしてきた“■■組”という看板を下ろしたのではないか」

新たな局面を迎えた分裂抗争はどこへ向かうのか。

※■■■■■■2020年■月■日号