テーマパークが特別好きなタイプではないのですが…私としては珍しくオープン前から気になっていたのがこちら
『イマーシブ・フォート東京』
テーマパークを超える完全没入体験
世界初<イマーシブテーマパーク>が誕生!
2024年3月1日、東京・お台場。
これまでのテーマパークとは一線を画す“完全没入体験”テーマパークが誕生。
映画やアニメ・ゲームの世界で目にする“ドラマティックな出来事”
それを、“鑑賞者”ではなく“当事者”として体験する——
“周りと同じ”ではなく、あなた“だけ”に起こる劇的な瞬間の連続に
心の底から飛び出るワクワク、ドキドキが止まらない。ここで過ごす1日は、ただの非日常ではない。
「人生、全とっかえ。」の劇的な1日だ。
ふむふむ。よくわからないけど私の好奇心はこれだけで刺激されたというわけです。(単純)
人生、全とっかえしてみようじゃないの
と、いうわけで3人(まるご、長女、次女)で鼻息荒くお台場にやってきました
※イマ―シブレポにお付き合いくださいませm(__)m
エントランスをぬけるとヨーロッパの街並みが再現されていてちょっとした旅行気分。夕暮れ時から夜にかける空模様も美しくテンションがあがります
屋内施設なので天候を気にしなくていい
さて、イマーシブフォート東京の目玉といえば【ザ・シャーロック】ではないでしょうか有料アトラクションとなっていますが、こちらを体験せずにこのテーマパークの真髄を知ることはできないと思ったので、しっかり予約して行きましたよ
THE SHERLOCK~ベイカー街連続殺人事件~
ひとり1枚スカーフを頂き中へと入ります。これ以降は撮影禁止。ゲートをくぐると小ステージのあるバーへと案内されました。そこへチャップリン(?)のような男性が現れ、参加者全員へ注意事項の説明が始まります。スカーフを口に覆ってくださいとの指示が。お客さま同士の会話は禁止だけど、キャストが触れてきたり話しかけてくることもあるので、その時は状況に応じてくださいとのことです。
いざ、19世紀のロンドンへシャーロック・ホームズの世界へイマ―シブ
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何か話している人たちがいます。近づいて聞くとひとりの美しい女性が「失踪した婚約者」を探してほしいと懇願している様子。そこへ次々と現れたのが警部や着飾った女性たちや酔っ払いというロンドンの人々。
そして最後に現れたのがシャーロック・ホームズ
注:イメージ写真ですw
長女と次女はシャーロックをずっと追ったそうですが、私は静かに立ちすくんでいた男性がどうも気になり後を追ってみることに尾行はすぐにバレてしまい
くるりと振りむかれ…
「今、お時間ありますか?」
※完全なるイメージ写真。
キタ――(゚∀゚)――!!まるごも役者張りに答えます。
「ええ。あるわ」
ここからはシャーロックの世界へと完全にイマ―シブ
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いや~迫力がありましたねこれは本当にはじめての体験でした。アトラクションというより、劇団四季や宝塚といった舞台に自分も立っているような感覚。目の前で!真隣で!事件が繰り広げられるのです。追う人(キャスト)によって見えるものが異なりそうです。シャーロックを追った2人は、シャーロックとワトソンが謎をとくところまでばっちり間近で見れたとのこと。
長女は警部に手紙を届け、次女は酔っ払いに話しかけられたとかふたりともシャーロックの世界を楽しめたようで何よりです
こちらが配られたスカーフ。
口に覆うと苦しいので首に巻いたり外している人も◎
さて、シャーロックの世界を楽しんだ後はお腹がすいたので広場にあるレストランへ
私たちはこのようなテラス席へ案内されたのですが、広場を赤いワンピースの女性が歩いていました。目立つし綺麗な人だなって眺めていたら、ふと目が合ってしまったのです!すると…その女性は私たちの席までやってきたのです。そして声をかけられましたびっくり
!
(ciao!な感じの)明るい女性はモニカといい、近ごろこのあたりの治安が悪くなってきているから気を付けてねとアドバイスをくれました
いや~レストランもイマ―シブ!
料理もボリュームがありなかなか美味しかったです☆
食事を楽しんでいると今度は目の前のステージに人だかりができて、キャストが振付のレクチャーをしています。もちろんレストランで食事をしている私たちにもレクチャー。時間になると3人の女性が歌って踊り出し、観ているみんなも歌って踊って大盛り上がり次女も席を立ち参加
最後は推しの子。YOASOBIのアイドルでフィナーレ
また或る時は、封鎖された広場に散弾銃をぶっ放すマフィアたちが突然現れましたざわつく通り。
その場にいた人たちはみな人質となりこれがなかなか心臓に悪く「きゃっ!」と本気でビビる大人たちもチラホラ
(すみません。私もそのひとり
)
アクションもお見事でした
そして特筆すべきは第五人格。
ゲームがあるみたいですね
迫りくるピエロ怖すぎ問題勃発
想像してください!こんな恐ろしいピエロが迫ってくるのですよ私たち本気(マジ)でビビりまくりの恐怖に慄き
一時的にピエロから隠れるために置かれているロッカーにほとんどの時間隠れていました
本当はアイテムを使ってピエロを気絶させ、暗号をといて脱出をはからないといけなかった…とほほ
キャバレーというレストランでこんな愛らしいケーキも食べました
このお店に入った理由は…このステージで煌びやかなショーやカンカンダンスが観れると思ったからですでも時間が合わなかった。
こちらのショーは神出鬼没ではないのでちゃんと時間を調べなきゃダメです。反省。
そのかわり、パーティーフェスタは観れました
ひとりの男性ダンサーが特に最高でしたねキャストも降りてきてゲストと手を繋ぎながら一緒に踊ります
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人生、全とっかえではないけど満足な1日私たちゲストを楽しませようというキャストさんのプロフェッショナルなスキルと情熱に感激です
この言葉は好きではないけど、「楽しんだもん勝ち」。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損っ!!
次女が高校生になったら『ジャック・ザ・リッパ―』も体験できるので(年齢制限があったアトラクション)また行きたいです長女は友達と行きたいと言っていました
しかし、唯一の問題はコスパの悪さかと。ザ・シャーロックのパス込みで9800円。数時間いれば満足してしまう規模のテーマパークなのでやはり割高な印象。パーク内はディズニーランドのようなキッチン販売の軽食もなく、食事はレストランになるのですね。レストランの食事は決して安いとはいえませんし、ゲストがこのコスパの悪さをどう感じるかでしょう。学生同士で行くにしても痛い出費になりそうです。
でも私、思ったのですよね
この施設を維持しながら、ファンタスティックなキャストさんたちに見合う報酬を生み出すためには、私たちがしっかりお金を落としていくしかないかなって。オープンしてまだ1ヶ月という春休みなのに、混雑とは到底言えず。このテーマパークを維持していくのは容易ではないと感じました。
頑張れ!イマーシブ・フォート東京!
興味を持たれた方は、ぜひイマ―シブしてみてください