そういえばウォンカを観た長女が「儚げなウォンカさんだったね」と言ったんです。そう。ティモシー・シャラメって美しいハリウッドのプリンスに間違いはないけど、どこか憂いを帯びた瞳を持っていますよね。

 

 

そんなシャラメにポールはハマり役。復讐心、破滅をもたらすかもしれないという葛藤。恋心。(ラストは闇に落ちていくかもしれない野心か?)見事に演じていて高貴で素敵な俳優だなって今さらながら見惚れてしまいましたよ。

ゼンデイヤもシャラメを凌駕する抜群の演技と存在感でふたりの愛の物語でもありましたね。

 

 

IMAX Laserで鑑賞してきましたが、五感すべてが研ぎ澄まされるかのような驚きの映画体験で何度も本気の鳥肌が立ちました。砂蟲にフックをかけ鮮やかにスピーディーに乗りこなすシーンをはじめ、胸の奥まで轟く音響が凄まじいのです。内臓の奥までえぐられるような音が何度も降りかかってきて半端ない臨場感に痺れますね。

 

絵コンテやカメラワークも緻密で美しく圧倒的な没入感を得ることができます。いや、もう、私なんぞが何をどう書いていいのかわからないけど、とにかくDUNEの世界を体験してほしい。砂の惑星へワープ☆

エルヴィスが素晴らしかったオースティン・バトラーのサイコパスな悪役もよい。

 

また観に行きます!!