もう、恋と呼ぶにはくたびれてしまっているのかもしれない。

私はバスタブで溜息を漏らす。


出会った頃から今まで…ううん、出会う前から私のカレは嘘で固まったような人だった。


「彼女はいない、君が好きだ」
の言葉に誘惑され、少しいいなと思っていたままに身体や心を重ねたはずだった。


実際には「彼女」と名乗る人間がその時期には2人いた。


そのことを知るのは、もう心を囚われた後で、悔しくて涙が枯れることもない。


「君は彼女じゃない」
と、言いながら、(彼女)なんかたちより長く時間を重ね、幾度も身体を重ねた。


(彼女)たちは私に当てつけがましい行動をしてきたりもしたし、私は「別れて」と何度も泣き叫んだ。


「彼女はいらないから」
という簡単な言葉で(彼女)と別れた。

別れ話の直前まで2人は裸で、別れ話の直後にはまた裸だった。

ただ、私の涙が渇いたかどうかだけが違った。



一週間経たない頃に、また(彼女)ができていた。


私は涙を枯らしてはいけないようだった。


私は「カレを悪者にしたくない」と思い、周りの批判などを全て言い返し、私自身も大嫌いな嘘で固める。


「私とカレは兄妹のような関係で、みんなが心配しているようなことはないよ」


(元カノ)の「忘れられない」という悲痛のメールも、(彼女)の「電話をとってくれないし、会ってくれない」という愚痴の電話も、全て全て嘘で返すしかなかった。


2人の傷付いた女の子を、傷付けたくなくて、裸でカレと抱きしめ合っていることは内緒にした。


全部言ってしまいたかった。


嘘吐きは舌を切られるのだ。

私は嘘が嫌いなのだ。
大嫌いなのだ。


でもそれ以上にカレが好きで、カレを悪く言われたくなかった。


カレが悪いのは明白なのだが。



あまり穏やかではない別れを(彼女)と一ヶ月でした。

デートは一回だけしたらしい。

私が身体を重ねた回数の20分の1くらいだ。


カレと私は8月あたりから、帰宅したら私と寝るまで電話をした。

そして8月あたりから、自分の家よりも私の家にいる時間のほうが長いのだから。



喘ぐような恋や嘘はもう終わったと思った。


その間に親友にキスをしていたり、その程度のことは何度かあったらしいとは後に聞くことになったが。



でも、もうカレは私と2人の世界になったと思い込んでいた。


4月からは一緒に住む家を決め、寄り添って過ごした。


カレはバイトを辞めていて、私は貯金があり家族の支援もあったから、私が家の代金を肩代わりした。


「あとで割り勘ね」


でもカレは1年程、働くことはなかった。

私が働いたお金や貯金は、全て減っていくだけだった。


カレは私が渡したお金や、私が買った服やアクセを身に付け(彼女)とデートをしていた。


また、(彼女)か。


全て諦めかけた頃、追い討ちをかけるように叔父が亡くなった。

最愛の叔父だった。
父には失礼だが、父よりも、叔父のほうが好きだった。


お葬式や納骨で飛び回っている間に、私が知らない女の子と遊んでいて、アドレスも交換していた。



私は死にたいと思った。

叔父に抱きしめられたいと、思った。



カレはもう浮気をしないだろう。
嘘も減らしていくだろう。

目でわかる。


しかし今まで積み重ねた時間に、嘘が多過ぎて私は喘ぐように生きるしかなかった。



死ぬな、と言われたから。




カレの友人と、ふと話した時に聞く話の隅々から、カレの嘘が出てくる。




もう、何を悲しめばいいかわからない。





カレは自分自身のようなもので、私はカレを捨てることはできない。


カレも私から離れたりはできないだろう。




私たちは、ただ傷付け合い痛みを孕ませながら寄り添って生きていくのだ。











でもこないだ怒りプッチンして、二股三股浮気ぜーんぶ共通の友人も見てるmixiに暴露しちゃったハート

そしたらmixiアカウント消せって逆ギレされました(^ω^)

430人マイミクいたけど、「消さないと出てく!!」って言われたので消しました(^ω^)



浮気二股三股するほうが悪いだろwwwww



1年ニートされたせいで私の貯金なくなってさ…それで私の金で浮気二股してさ。

やのに八つ当たり激しいし。




あぁ、どうやったら別れれるん\(^o^)/



こんなクズなのに愛してる。