"よく世間では「女が男を騙す」と云います。しかし私の経験によると、此れは決して最初から「騙す」のではありません。最初は男が自ら進んで「騙される」のを喜ぶのです、惚れた女が出来てみると、彼女の云うことが嘘であろうと真実であろうと、男の耳には総て可愛い。"
すごくわかる。
よくマゾヒズムとか言われがちですが、
というかそういう表現が多いけど
谷崎潤一郎が思う平均的な男性の姿を日本人の感性で書いたんやろなという気もする。
どうやら
谷崎潤一郎さんは耽美主義らしいので
そこに深いこととかは、ないとか、ないとか
谷崎潤一郎自身が美しいと思うこととか
その表現を小説で発散したのか。
自分の性癖をあけっぴろげにして
表現が美しいからと言われて
それが評価されるのはすごく羨ましいです。
ただ、
僕は谷崎潤一郎が耽美主義と言われてるから美しいのか
、またどういう表現が美しいかはわかりまけん。
まぁおもろかったからええけど。
