イメージ 1

今日は大嫌いな健康診断だった。
ワタシはゼッタイに朝ゴハンを食べる人である。
最低でも紅茶くらい飲みたい。

それを空腹のままで口も渇いた状態で行くだけでストレスなのである。
よろよろと出かけた。
いつもより乗り換えも多いというのに、人身事故とやらでメチャ混みである。
電車で死ぬんじゃねぇって。

ぶー。

その上っ。
いつもはこの程度見えていたらさっさと採血してくれるのに、今日の担当は自信がないのか、血管がよく見えない、と、いってジタバタしている。
「右もみせてください」
「右をみせてくれ、と、よく言われるのですが、大抵、あー、やはり左で、と、言われますよ」
結果、もちろん左に戻った。
グーパーしろとか、最後にはバシバシ叩かれる。叩かれたのは始めてだぞ。
「細いんですよね」
「胴は太いんですけどね」
せっかくジョーク言ってやったのに反応もしない。
「途中ででなくなると困るんですよ」
「毎年びゅんびゅん出てますよ」
いい加減させよ。と。思っていたらなんとかさした。
もちろんびゅんびゅん血は飛んでいく。バイアルの中は減圧されているので当然だ。
「出てます」
安心したような表情になる、出るって本人が言っていたでしょっ。アンタより自分のことは知っているよっ。

超音波。
機械の操作を教えてもらっている人の姿があったので、もしやこの人か
い、と、思ったらそうだった。
もうひとり横でみて、あれこれ機械の操作を教えながらやっているが。
延々と。
いい加減寝てしまうぞ。
と。
「お疲れ様でした。オワリです」
やれやれようやくかいっ。
と、思ったら。
「もう一度お願いします」
と、今度は横で立っていた人がやるという。

練習台は身内でやってくれ。

「ゼリーがひえちゃって寒いんですけど! またやるんですか? なにか悪いところでも発見されたとかですか?」
「いえ、さっきほど長くはやりませんから」

ぶー。

オプションでつけた骨密度の検査。

3人がかりで機械を操作して、しかもなかなか動かない。
ようやく、と、思ったら。
「ごめん、さっきの撮れてなかったからもう一度」

練習しておけよっ。

健康診断の日は、人格が変わったように無愛想である。

カツサンドを貰ってようやく解放され。
サラダイスのサラダを買ってランチとした。
サラダだけで1060円である。いらいら解消でゆでたまごやら、枝豆やら、山のようにトッピングをしたのであった。

新しくペアで働くことになったSさん。
「一食くらい抜いたってたいしたこっちゃないだろ。バリウムでおなか一杯だろうし」
「Sさんはそうでしょうよ!」
リーダーに。
「説明しておいてください。ワタシは食べますからっ」

30分後。ようやく人間に戻った。
リーダーがどう説明したかは知らない。
「空腹だと人格が変わる」
と、言っておいてくれたら幸いだ。

ちなみに体重は変わらなかったが、体脂肪率は2%ダウン。骨密度も平均以下だったのが、平均以上になっていた。コアリズム効果か。

あとはどうでもいいの。検査なんて。

今日のかずとよ→  http://hpcgi2.nifty.com/lemon29/pet.cgi