境界性パーソナリティ障害の特徴に、
見捨てられ不安
がありますよね。
これはある程度誰しも持つ感情だと思うのですが、
境界性パーソナリティ障害では、限度を越した見捨てられ不安と、それに伴う行動が問題です
20代の頃私は、強烈な見捨てられ不安と共に生きていました
根っこには、自己肯定感が低く、自分は愛されるわけがない、好かれるわけがない…という思い込みがあったと思います。
相手に嫌われたらどうしようという恐怖も。
女性の場合は、恋愛にこの病気が出てしまう人が多いように思います
まさに私も
全ての人間関係にこの症状が出る人もいれば、特定の人だけに出る人もいますね。
私の場合は、恋人と母親が主な対象でしたが、
母親についてはまた改めてしっかり書きます。
些細な相手の言動をキャッチし、見捨てられ不安に結びつけてしまうんです。
心のアンテナの数が半端ないんで、すごい感度良くキャッチするんです
毎日毎日不安で、落ち着かなくて、頭がおかしくなるんです。
怖くて怖くて仕方ないんです。
で、その結果私が取った行動とは
試し行為
です。
わざと相手が嫌がることをして、相手の反応を伺う
どれだけ私が酷いことをしても、私を愛してくれる人を求めていて、
常に試し、愛情を確認していないと私は恐怖や不安で生きていけないくらいでした
恋愛でいえば、
別れたくないのに別れたいと何度も口に出したり、
わざと嫌われるような言動を取ったり、
わざと無理な要求をしたり、
とにかく相手の気を引き付けて、自分にどういう反応をするか伺うんです。
今でいう、やばいメンヘラです
具体的なメンヘラ行為についてはまた改めて書きます
私が第三者なら、「その女やばいから早く別れろって!」と絶対に助言しますね
何をしても離れない、愛してくれる人を求めていたんです。
だけどそんなことで自分の心が満たされることは一時的なもので、また試し行為は続きます
あ、
この場を持ちまして、私の破壊的な恋愛の被害に合われた方々、心からお詫び申し上げます
究極の試し行為でいえば、
自殺をほのめかしたこともあります。
(後にこれは、本当に死にたいと思い悩んだ時に、試し行為だと思われ、スルーされるという最悪の事態に繋がりました)
ある時カウンセラーの先生に、
「あなたの愛情の受け皿は、ザルです」
と言われました
たくさん愛情を貰っても、受けとる器がザルだから、全て落ちていってしまいます と。
私はそのザルを見て、空っぽだと嘆いていると言われました
私は破壊的な行為でしか、愛情を確かめられず、見捨てられ不安は続き、私の心を蝕みました。
私の周りの人達も、そんな私と一緒にいることに心底疲れていました。
アラフォーの私の今現在、
見捨てられ不安とどう向き合い、どう克服したか、
またお話します
(ま、まだ完全に克服したわけではありませんが)
最後まで読んでいただきありがとうございます。