相続税税務調査③

 

今回は下記、目次の4~7についてです。

 

1.      税務調査の時期

2.      調査対象(財産総額のめあす)

3.      相続人の立会

4.      調査担当者

5.      調査場所

6.      当日のスケジュール

7.      準備する書類

8.      調査内容、確認事項

9.      調査終了

10.    修正申告

11.    追加納税・加算税・延滞税

 

 

 

4.調査担当者

相続税申告書を提出した

税務署の資産課税部門の

調査官が2人来ます。

 

今まで受けた調査の調査官は、

みなさん紳士的な、

物腰の柔らかいかたでした。

 

 

5. 調査場所

調査場所は、

基本的には被相続人の自宅です。

場合によっては、

税務署での調査ということもあります。

過去に、一度だけ、

税務署での調査がありました。

この時は、

被相続人の自宅を売却した後の調査でした。

 

 

6. 当日のスケジュール

基本的には、10時から16時頃、

途中昼休憩を1時間挟みます。

被相続人の自宅での調査は

1日で終わることが多いです。

 

10:00~12:00 

 被相続人の生い立ち、職業歴、

 趣味、病歴、死因等の聞き取り

 相続人の職業、家族関係、

 生前贈与等の聞き取り

 

12:00~13:00 休憩

 

13:00~16:00 

 税務署の疑問点の聞き取り

 

 

7. 準備する書類

相続税申告書を作成した証拠書類。

例えば、預金・借入金・証券会社の残高証明書、

通帳、証券会社顧客別元帳、

固定資産税評価通知書、

領収書等

 

その他、必要なものはその都度、

調査官から提出依頼があります。

 

特に、被相続人、配偶者、

同居の家族等の所有する印鑑

(印影の確認をされることが多い)の提出を

求められることは多いです。

 

香典帳、電話帳、日記、

手帳等はチェックされることもあります。

 

今まで依頼があったことはありませんが、

今後、スマホ、タブレット、パソコン等を

確認することもあるかもしれません。

実際、法人税、所得税の調査では

提出が求められることもあるようです。

 

最終回④へ続く