税理士 乾比呂人 先生の著書、
「確実に資産を残す 相続・税金の教科書」
を読みました。
この本は、一般の方はもちろんの事、
税理士が読んでも
とても勉強になる一冊だと思いました
1章 地主
2章 社長
3章 高給取り
このように章立てされています。
一般の方は、
ご自分の該当箇所を読むといいと思います
税理士等の専門家は、
お客様への提案方法として、
参考になると思います。
印象に残っている部分は、
・不動産投資 金融機関の選び方です。
① 第二地銀か信用金庫を選ぶ
(メガバンクからは借りない)
本部事業者向け営業推進部署の職員
融資業務にやる気のある支店長
フットワークの軽い支店の担当者
② お金と信用を積んでおく
(税理士を通じて口座をつくる)
③ 物件情報と収支シミュレーションを
持って相談する
この3点がポイントになるようです。
また、下記のようなことも書かれていました。
・相続税対策の物件とお金を増やす物件は違う
|
相続税対策 |
お金を増やす |
相続税評価額 |
大 |
小 |
利回り |
低 |
高 |
・住宅地や郊外の土地を駐車場はダメ
コンテナ倉庫が望ましい
特に、
地主さんの子供の配偶者の金遣いについては、
注意が必要になるようです。
配偶者が財産をくいつぶさないかを
見極めるためには、
下記のような質問をするとよいそうです。
(あくまで、乾比呂人先生によるとですが…)
・子供の配偶者が持つお金の意識を高める質問
「掃除は好きか」
「好きなファッションは?
衣服はどこで買うのか?」
「今まで行った旅行先の中で、
どこが一番良かったか?」
回答の正解は著書の中で確認してください。
・趣味を持っていると周囲に人が集まる
特に音楽や美術
、スポーツ(ゴルフ
)に
詳しいとお金持ちが集まってきて、
お金に有益な情報が得られる
・良い税理士は、
自分の盲点に気づかせてくれる存在
ということが書かれていました。
他にも興味深いことが
いっぱい書いてありましたので、
気になった方はぜひ読んでみてください