今日は、マンション、アパート売却時の税金トラブルについてです
近年、マンション、アパートを売却される場合の税金トラブルが増えています。
どんなトラブルかと言いますと、
不動産屋さんから、税金(譲渡所得税)はかからないから、
大丈夫と言われ、
確定申告の時に、弊社で計算すると、
700万円の税金がかかりますけど・・・
もう、売却してしまっているので、
3/15までに払わないといけません
売却代金は、銀行からの借入金の返済にあててしまい、
税金を払える資金がありません。。。
どうしましょう?
結論から言いますと、払うものは払わないといけない
税務署は納税の相談には乗ってくれますが…
では、なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
それは、「取得価額」の考え方にあります
土地は購入価額です。
でも、建物は購入金額ではないのです。
なぜなら、
建物は建築時より価値が年々減っていきますので、
建築価額より売却価額が安いからと言って、
税金がかからない訳ではないのです
このことを知らない不動産屋さんが、
税金かからないから大丈夫、と言ってしまうのです。
対策としては、不動産屋さんにその税金の計算は、
税理士さんにしてもらったものなのかを確認してください。
その時に、税務署に聞いたという回答は要注意です
電話で聞いたは、危ないです
税務署も資料をすべて確認できていないですし、
記録も残していないので、後々そんなこと知りません、
と平気で言われます。
よくあります
確実なのは、売却前に、必ず、
税理士さんに相談をしてくださいね